昨日はSOIの放映がありましたが、例によって視聴できませんでした。
でも女神様がcaravan上げてくれたのでリンクさせていただきます。
https://www.youtube.com/watch?v=rLxIsdugU6Y&feature=youtu.be
そして日テレプラスにて
クリスマスオンアイス2014 完全版放映ーーー!!!
http://www.nitteleplus.com/program/sport/christmasonice_2014.html
聖なる夜に開催された豪華アイスショー。
地上波・BSでは放送されなかった映像を加えた完全版!
ですってよ!嬉しいですね。私も仕事帰りにWFS68号買ってまいりました。
手を取り合った大ちゃんと真央ちゃんのお写真は永久保存ものです。
お見せできないのが残念です。はあーどうか皆様ご覧になってみてねーー
それからファンブックの「稀代の愛されスケーター」の記事もオススメです。
過去、大ちゃんに寄せられた世界中からの賛辞。保存しておきたいお言葉が一度に読めますよ。
ところで数日前にわが娘のPCの調子が悪くなり、そしてとうとうOSが起動しなくなりました。
まだ買って一年も経っていないのにも関わらず!です。
サポートダイヤルに電話しても例によってずうーーーっと只今電話が大変込み合っておりますの音声が流れるのみ。
それだって電話料金はしっかりかかってますからねーーほんとに許せん!!
PCは修理に出せばいいのですが、問題はその中のデータです。娘はなんとか取り出そうとリカバリーディスクを買ってきましたが、うまくできませんでした。
一方の私はしつこく何度も電話してやっとつながり、月曜日に修理に出すということで話はつきましたが、問題はデータ。
データ削除してもいいですかという先方の問いかけにうっかり娘は「はい」と言ってしまったのです。
自分で言ったくせに散々私に当たりました。データが、私のデータがああーーと大騒ぎでグズりまくったわけです。
解決法をいくつか提示し、さらにもう一度電話してデータの取り出しも依頼すればいいじゃんと教えましたが、それでも納得せず、あまりにしつこくグズグズ言うので私も若干腹を立ててました。
結局娘のグズグズに深夜まで付き合わされて、よーく話を聞いたところ、まずは勉強関連はすでに学校に提出済みなので問題なし、URLは前のパソコンに保存しておいたものから検索すれば辿れる。自分の作品は、大体のものはUSBにバックアップ済み。
よーく考えてみればなくなったのは最近描いたものと、自分がお気に入りの神々の作品。もう入手できないものだけ。しかも1年以内ということになりました。
つまりそれほど大騒ぎするほどのものでもなく、お気に入りだった人のイラストは確かに惜しいことは惜しいけど、取っておいたからといって何度も見るわけじゃなし・・・っていう結論に至ってようやく落ち着いてくれました。
はーーーあ疲れたのはこっちだわーー
だってその騒ぎでなんとかパソコンを自力で復旧させようとこの数日間はひたすら調べていたんですもん。
でもってこれで解放されるかなあと思ったら、まだなんとなく気分の方は浮上しきれない様子で甘えてくるのです。
ちなみに私のPCはVistaです。2007年購入以来一度も故障したことのない優秀な子で、私の大ちゃんライフをずっと支えてくれました。
でもとうとう2017年にてサポート終了のお知らせが参りました。それ以降は直すのも一苦労というわけです。
ま、それでも壊れない間は十分に使えますけどね。
この子が壊れたら私もどうかなります。そうならないようにある程度はバックアップをとってますが・・・
そうでしょ?ママ!だから私の気持ちわかるでしょーー!!と言われたらぐぅの音も出ません。
でも娘はいい子なので相手をしていて私が自分の時間を取れないことに対して「ごめんね」ってあやまってくれます。
大ちゃん顔負けの気使いの出来る子でもあるのです。
ちなみにそういうとこは私に似たわけではないですね。
じゃあ主人?・・・・絶対にねーーわ!
まあそんな話から大ちゃんがスケートをやめてしまうかもしれないってことを娘に打ち明けました。
「えーーー!!大ちゃんやめちゃうのーー!!」
「かもしれないってだけですよ。そのうちまた帰ってくるとは思うよ。それにまだスイスのAOIもあるしね。」
「でもなんでーー??」
って聞くのでここに色々理由が書いてあるよって2000daysを手渡しました。
彼女はペラペラとまくって、適当なページに目を留め、時折ふふっと笑いながら読んでいました。
「つまりは休めってことね。休みが必要なのね」
と言うのでどのページを読んだのか覗き込んだらスケートは「親」の章でした。
「あーあ大ちゃんやめちゃうのかあー」
心底残念そうに娘は呟きました。
うん・・・・
「でも大ちゃんの人生はこれからだよ。」
(ふふふ、それまだ20にもなってないあなたが言う?)
「ママには過去の蓄積があるじゃない。」
娘は私のPCを見ました。確かにこの中には大ちゃんが詰まってる。保存しておいても見てないものもまだいっぱいあるし、読みきってない雑誌もある。
「でもやっぱり寂しいの。今までだって日本人選手は全員応援してきたし、それは変わらないけど、大ちゃんは特別なのよ。かけがいがないの。」
私がそう言うと、娘は自分のフィギュアスケート感を語り始めました。
彼女はそれほどテレビにかじりついてフィギュアを見てないし、時折私のお付き合いをするだけです。
つまり超ライトなファンです。
しかし今のスケートが技術点の積み重ねによって成り立っていること。
そしてそのためには大技、すごい技が必要不可欠になっている。
実行できる体力には限界があるので、技を詰め込むために表現が犠牲になっていること。
一般大衆はそれほど中身を見ないから、すごい技に目を惹かれて喝采する。しかしそれによって犠牲になってしまったものは多い。あまり目立たないから気がつかれないけど・・・
私は今のスケートは昔ほど魅力を感じない。芸術的ではないと感じるから。
と、短い間に実に理路整然と述べたのでちょっとびっくりしました。
「じゃあ昔のってどのくらい前の?」と尋ねたところ
「ママが大ちゃんにハマったころのスケートは面白かったよ。」
と答えました。
そして「私は一般人って嫌い」と言って去って行きました。
ライトにしかスケートを見ていなかったはずの娘の視点が、よくファンが語るそれと似てるので驚きました。
私自身はね、ずっとずっと前の滑って滑って助走してジャンプ飛んでーーそれからまた助走してジャンプしてーーっていう時代を見てきましたから、今のスケートの方がずっとすごいことやってるってわかります。見ごたえがあるのを認めます。
でもよくまあここまで詰め込めるだけ詰め込むものだと感心します。スピンもジャンプもステップも複雑な上にさらにつなぎまで要求されるのですからね。
ただ娘の言うとおり、人間には身体的な限界があって、無理をすれば必ずどこかで破綻が生じます。表現もそうですが、技の失敗の多発であったり取り返しのつかない怪我であったり・・・
人々を本当の意味で惹きつけるようなスケートと大技の融合ってのはかなりな奇跡を待つことになり、そうなってしまうと確かに面白くはなくなるのでしょうね。
でも娘も私も意見が一致しているのは頑張ってる人を見るのが好きってことです。
だからいまの採点下のスケートであっても真剣にそれに取り組んで理想を追い求める人を応援したいという気持ちは大いにあります。
しかしながら、ああこの選手は頑張ってるなあと感じた時点で実はその演技を客観的に見てるってことになってしまうのですね。
ほんとうに素晴らしいものを見たときは、今自分が見てるということに気がつきません。呑み込まれて時間も場所も全て忘れ去るのです。
大ちゃんの演技は私たちにとってそういう類のものでした。だから惜しむのです。
昨日主人が夕食の時にこんな質問をしてきました。
「ねえ?神社に神っていると思う?」
「なに??」
「よく神社にお参りするでしょ。あそこに神様はいるでしょうーか?」
「えーなにそれ?なにかのクイズ??
うーん神道のことはよく知らないけど、祀ってあるのは確か勾玉とか、神剣とか、御神鏡とかなにか神様の道具的なものよね。
だから神様の本体はいないってことで、答えは「いません!」
どう?合ってる?」
「ぶぶーーハズレーー!神様はいるんです!
「なにそれ、あなたまさか急にどっかの宗教にでも入信したの??」
「違うよ。ほら神社には鏡が置いてあるでしょ?つまり自分の姿を拝んでるわけ。鏡から我を取ったら何になるでしょう?」
「か・が・み」 から 「が」 を取ったら神ね。ふふふそういうオチ?テレビででもやってたの?」
「まあね、テレビで神社を見た時に考えたんだ。ああそうか、我を無くしたら自分は神なんだ。八百万の神って言うでしょ。なんにでも神様は宿ってる。もちろん自分自身にもね。神社はそれをわかりやすく教えてると思うんだ」
「自分の中にも神様はいるって考え、すごくポジティブな宗教ねえ。」
「でしょー?我を捨てれば誰だって神になるんだよ。」
思い浮かべたのは大ちゃんのあの目でした。自らのすべてをスケートに委ねた時のあの大ちゃんの顔。そうか我を捨てていたから神だったんだなあ。
全ての試合でそうだとは言いません。でも大ちゃんは何度も神になりました。私はそれを見てきました。そして見てる私からも我を消し去ってくれていたと思います。
大ちゃんはそういうスケーターでした。
彼に間に合った、彼のスケートに会えたその奇跡に感謝したいです。
栄えある賞をいただきたくさんの高価なジュエリーをプレゼントしてもらえたことはほんとうに良かったです。
いわば大ちゃんの20年間のスケート人生
の成人の祝いのような気がしています。
岡山のリンクで育った子がやがて世界中から愛され認められ、その成績の如何に関わらず、ずっとずっと記憶に残るスケーターとしての存在を築き上げ、日本に空前のフィギュアブームをもたらし、そしてこうして財界の皆様からもたくさんの贈り物を頂ける存在となった。
今はまさに人生の華ですね。忘れてしまうかもしれない、いつかこれも夢みたいに感じることがあるかもしれないけど、ひとまずスケートやってきて良かったってご褒美がいただけたこと、私は素直に嬉しいのです。
大ちゃんはご自身のことをどう思っているかわかりませんが、やっぱりこれは一つのサクセスストーリーだと思うのです。
今日仕事帰りに主人に誘われてライブを見てきました。会社に出入りしている社長さんにチケットをもらったそうでせっかくだからと二人で聴いてきました。
ライブなんて20代に学園祭の延長みたいなやつを見に行った以来じゃないかな??
熟女とおじさんのグループが4組交代で出演、ワンドリンク制。なんと3歳くらいの小さな女の子を抱いた親子連れがいて、こんなところに小さな子を連れてくるなんてーとちょっと眉をひそめたのですが、2番目に出演したバンドの中になんとその子が加わっていたんです。
お父さんがトロンボーン、お母さんがトランペット。そしてその子は一人前におもちゃのラッパを吹き鳴らしてメンバーと一緒にノリノリで演奏してくれました。
ほんとにかわいかったーー。会場からは「ハナちゃーーん」と声がかかり、曲に合わせて大きく手拍子も打ってましたよ。
ふふふ蛙の子はカエルなんですね。
その姿を見ていて、なんか私の中でようやく「大ちゃんの人生はこれからだよ」って言葉が腑に落ちたのです。
人生は楽しい。新しい出会いもたくさんあるし未知の素晴らしいことがいっぱい待ってるのですね。
さあ旅に出よう。もしかしたらあなたにだって会えるかも知れない♫
そんな歌を聞きながら、とても幸せな気持ちで帰ってきました。
さてこのあとようやくSOI続き探してみます。トーク楽しいんですってねえ。
でもやっぱり今夜はcaravanリピートに終始してしまいそうですーーww
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