いまこの瞬間を生きる役者魂! 氷艶2019その10 | 高橋大輔選手と共に momokikuのブログ

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ああーん、洗い物していて中指をざっくり切っちゃいました。

今夜は長文は書けないわあー

 

というよりも眠気の方に負けそうです。

 

ですが雷雨のおかげで今夜はかなり涼しいですし、安眠はできそうです。血が止まったら続きを書くことにして、今夜はおやすみなさい。

 

あーっとこんなこと書くのはバカバカしいのですけどね。皆様のおかげでブログ村のランキングが結構上がってきたので、もうちょっと頑張りたいのです。

 

せっかくあんなに素晴らしい氷艶 月光かりの如くという作品がこれから放映されるんですから、知らない人にちょっとでも興味を持ってもらいたいなんて・・・私の文章じゃあ大したお手伝いにはならないけれど。むしろ邪魔かもしれないけれどね。

 

でも何年後かに振り返って、大ちゃんあの時はこんな風に頑張ってたんだなと思ってくれる人が現れるかもしれないので、そこにも意識を飛ばしつつ書いてます。

 

スケーターだけではなく、歌手も役者も何かを表現する人たちって今その時だけを見てるわけじゃない気がするんですよね。

 

その演技はずっと先まで残るわけじゃないですか。だからこそ演じてる時に半端なことはできない。自分の全身全霊を今この時に叩きつけて魅せる。明日じゃない!今なんだ!という刹那にかける思いが強ければ強いほどその演技に感動をもらえるんですね。

 

あ、私のブログの話がなんでこんな壮大な方向に飛んでるんだ?やっぱ眠い~ですww

 

この間一家そろって蜷川実花監督作品「ダイナー」を映画館で観てきたんですけどね。故蜷川幸雄さんの所縁の役者さんが大勢出演されていて、美術的にもオマージュが散りばめられていて知ってる人にはより楽しめる映画でした。

 

主演の藤原竜也さんは蜷川幸雄さんが厳しく指導して育てたことが有名ですけど、葬儀の際に藤原さんが弔辞で紹介されたのがこの言葉。

 

「俺のダメ出しでお前に伝えたことは全て言った。今は全て分かろうとしなくていもいい。いずれ理解できる時がくるから、そうしたら少しは楽になるから。アジアの小さな島国の小さい俳優になるなと。もっと苦しめ、泥水に顔をツッコんで、もがいて、苦しんで、本当にどうしようもなくなったときに手を挙げろ。その手を俺が必ず引っ張ってやるから」

 

短ければもっと長く言え、長いセリフを言えばつまらないからもっと短くしろ!というような理不尽なダメ出しを散々出されて、藤原さんにとっては苦しみというよりほぼ憎しみという蜷川さんとの関係だったそうですけどね。

 

要は誰でもできる安易なことはするな、その瞬間瞬間をどう演じるか必死に考え抜いてお前だけができる役をつかみ取れ!って言いたかったのでしょうかね?

 

まあ、そこまで突き詰められる役者さんって観る者に有無を言わさないところがあって、ダイナーみたいなビジュアル重視の荒唐無稽なありえないお話でもその世界に生きるボンベロっていうレストランオーナーがめちゃくちゃカッコよく見えてくるから不思議です。リアルなんですよ。

 

許せない悪党なのになんだかんだ言いつつ最後は惚れさせちゃうんだからねえ。それが役者の力ってものなんでしょうね。

 

 

月光かりの如くも高橋大輔主演というフィルター抜きに単に物語としてみれば私だってあれこれと突っ込みたくなるところがないわけじゃないのです。やっぱ2時間では足りない。3時間あればあのシーンはもっと深められたのになあとか、逆にこのシーンは必要なのかな?とか普通の舞台と違うのですべてを台詞で説明できないもどかしさがあるような気がしたのは正直なところです。

 

でもその中で高橋大輔演じる光源氏はたった6公演の間であっても間違いなく真剣に生きていたんです。

 

その命の炎が私たち観客に見えてたんですよ。彼の演じる恋も愛も怒りも哀しみもすべてが心に突き刺さるくらいでした。

 

その炎に焼かれるようにしてキャストの皆さんも裏方さんもメラメラと燃え盛っていた。おひとりおひとりの感情の波動がビンビンと伝わってきてすごかった!!

 

単に頑張るとかの次元ではなくってそれぞれが泥水に顔を突っ込むくらいに苦しんでもがいた経験があるからこそのエネルギーの放出だったと思います。その手を引っ張っていたのはやっぱり宮本亜門さんだったのでしょう。

 

私の貧弱な脳みそじゃ今はただ大きくてきれいな花火を見たなあというくらいの感覚しか残ってませんが、想い出せばいまでもカーっと心が熱くなるほどいいもの見せてもらいました。

 

 

特に第二幕は柚希礼音さんも出演されてましたしね。アイスショー見に来て宝塚も見ちゃったー!というお得感、ミュージカルにはとんとご縁がなかった私だからこそ感じたことかもしれませんけど、第二部の幕開けはともかく盛り上がりました。楽しかった。

 

ぎゃあーーー指があああーーw 

 

今夜はこの辺で自重します。支離滅裂ですみませんw

 

 

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