おはようございます。昨夜はRD応援お疲れさまでした。
四大陸選手権2022 アイスダンスRD、転倒もありましたが、村元哉中/髙橋大輔組は2位発進です。
大きなミスはありましたが、なんといっても全日本に続きYYYYを獲得できたことは彼らの足元の確かさが本物だという証明になりました。
今回のテクニカルジャッジはかなり厳しめだという前評判だったので、ここできっちりレベルを取れたのは自信になります。
ただ惜しいのはやっぱり公式練習よりも本番のほうが動きにも表情にも硬さがあったこと。しかしミスを引きずらなかったのは成長の証ですよね。
昨日の午後から長野市は大雪で、私が帰宅する頃には20センチくらい積もってました。豪雪ってほどじゃないのですがずぶずぶと靴が埋まる程度。案の定駐車場に停めた車は真っ白け。その雪を払うところから始めて、ようやく出せたと思ったら歩道の前で一旦停止する際、ずずずーとスリップ。徐行運転でもこの有様です。
とにかく安全第一で走らせたんですがなにせ視界は悪いし、道の真ん中で車が立ち往生してるわで、超ノロノロ運転でも怖い怖い。
坂道の途中で一旦停止すると、再び発進するのも一苦労です。もちろんスタットレスは履いてるんですが、それでもお尻フルフルしまくって危ないったらありゃしません。
ようやくたどり着いたら今度は自分ちの駐車場に入れられない(;^_^A
少し段差があるのでアクセル踏みこまないと登らないのですが、これまたスリップしてなかなか成功しないんです。
遠慮しがちだと登らないし、思い切りよすぎると塀にぶつけてしまうww
とうとう自分でやるのは諦め、玄関で主人を呼んだんですが、なんと入浴中ww
そんなこんなで部屋に入ってPCを起動したときには20時を回ってました。で、ネットにつながるまで例によって進捗インジゲーターがぐるぐるしっぱなし。
もうとっくに”かなだい”は滑り終わってると諦めてましたからそう苛立ちはしなかったんですけど、とりあえずFODを見られるかどうかだけは確かめておきたいと思ってそのまま待っていたら、おお!!出ました。
バーンとかなだいが!
え?一瞬FODって選手別に演技を放映してるのか?と勘違いしそうになったくらいの奇跡的なタイミング!!
まさに二人がスターティングポジションについたところだってんです。
わわわ、見られる!これ本番?練習中??
どっちかというと演技に間に合った驚きの方が大きくて、冒頭で転倒したのは夢でも見てるんじゃないかってくらいに気にならず、結構カウンターを見る余裕もありました。ツイズルで若干大ちゃんが躓いたのもわかりましたが、ちょっと前まで自分が味わってた恐怖に比べたらなんてことはありませんっ!!
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
ちと大げさな表現ですが、何事も命あってのことだと大らかに受け止められましたよー。
失敗したって事故じゃないし、別に誰かを傷つけるわけじゃなし、自分らが怪我しなければそれでOKよ。
って全日本の時も娘が大雪で危うく立ち往生するとこだったんでした
ソチのフリーも記録的豪雪で帰らない娘を心配して真夜中車で探し回ってたっけ。
いったい何でしょうねえ、この巡り会わせ。
ま、チャンピオンシリーズは冬に開催されるんだから雪に振り回されるのも当たり前なんですけど。
で、FODってアーカイブありだって聞いてたんですが、見逃し配信って試合が終了しないとやってくれないのかな?ストリーミングと違ってすぐにリピできるわけじゃないんですね。
だからやっぱりまずはソーランを見られたことに感謝です。これもファンの皆さんがこぞってFODにリクエストしてくださったおかげですもの。
ほんとありがたいです。
演技後に大ちゃんがニコリともせず、キスクラに座ってもかなり厳しい表情を崩さず、全身で悔しさを滲ませていたのはかなり珍しい事なので普段だったら心配が募ってしまうところなんですけど、実はこっちも最近仕事でいろいろ大変なんで、ま、お互いさまっつうか妙な親近感を覚えましたねw
思っても見ない事、上手くいかない事あっての人生。これが生きてるって事だねえ・・・・なんて昨夜の私はかなり達観したオトナモードでした。
が、今朝になって急にドキドキし始めるなんてまったくファン心理とは厄介なものです。この失敗を大ちゃんがどのように受け止めているのか?とか、お昼はちゃんと食べられるのか?とか、転倒をトラウマにせず冷静さを取り戻してくれていたらいいんだけどとか、すっかりおかんモードに逆戻り。
今夜のラ・バヤデールはとてもじゃないけど平常心では見られそうも無いわあ
まずは公式練習の様子が気にかかります。
まあ昨夜のプレカンは考えすぎを防ぐ意味でもいい刺激になったのかも。だって大ちゃん出席するのは9年ぶりですものね。
#4ContsFigure Top 3 after RD:
— AbsoluteSkating (@absoluteskating) January 20, 2022
1⃣Caroline GREEN / Michael PARSONS 🇺🇸 80.62
2⃣Kana MURAMOTO / Daisuke TAKAHASHI 🇯🇵 72.43
3⃣Christina CARREIRA / Anthony PONOMARENKO 🇺🇸 69.35
📸: @ISU_Figure pic.twitter.com/TnQwQZ2Bvk
この2022年の五輪シーズンになってですよ!まさかクリモア/ポノマレンコの息子、アンソニー・ポノマレンコ選手から「五輪を初めて観たのが2010年だった」「同席出来てすごく光栄」って言ってもらえるなんてねえ。
私にとっての至高のアイスダンスカップルがクリモア/ポノマレンコでした。そして大ちゃんがいつか後世まで語り継がれる選手になってほしい、ここにたどり着いてほしいという願いをもって記事にしたことがあるんです。
だから聞いた瞬間涙が出そうになりましたよ。こんな巡り会わせってあるんだなあって。
だって私がその記事を書いたのは2012年1月28日。ちょうど10年前なんですよ。
そしてその時紹介したのがチャイコフスキーの交響曲第五番。彼らがプロ選手権に参加していた頃の作品です。
ギリシャ神話オルフェウスとエウリュディケの物語をモチーフにしており、死にゆく妻を何とか現世に引き留めようとする夫。二人の愛と死によって引き裂かれる壮絶な悲しみを描いてます。
まさにラ・バヤデールのテーマと共通してるじゃありませんか。昨日のプレカンでこの記事を思い出して読んだときは我ながら鳥肌が立ちましたよ。
スケートファンやってて良かった・・・なんて、月並みな表現ですけどこんな事が現実になるなんてとても不思議です。
そして他ならぬ髙橋大輔さん自身がかつて描いた私の理想を体現しようとしている。これまた奇跡じゃないですか?
信じた人に裏切られたことは私にもあります。
でも信じて来て間違いなかったとこれほど思わせてくれる人に巡り合えたんだから、自分の人生やっぱ最高だなって思えるんです。
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