言葉に変換できない? | 高橋大輔選手と共に momokikuのブログ

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春はすぐそこに

 

    

 

 

 

最近はプラベも忙しいというか、気を取られることがいろいろあったし、北京五輪にかなだいが出場してないこともあって、まあ焦って記事にすることもないかとのんびり構えていたらあっという間にバレンタインデーも過ぎてもう2月半ばです。

 

五輪もそろそろ終盤戦ですね。フィギュアスケートもあとは女子フリーとペアを残すのみです。団体戦に続いてバブル下での長期滞在は選手の心身にかなり負担があるかと思いますが、特にりくりゅうには個人戦を控えて体調万全であってほしいと心から祈っております。

 

また昨夜の女子シングルもドーピング問題で揺れる中、周囲のざわつきを肌で感じながらモチベーションを保ち続けるのは相当苦しかっただろうなと坂本花織さんの涙からも推察できました。リンクサイドでエッジカバーを2度も取り落とすなんて、相当緊張してたんだと思います。

 

でもなぜかあれで私はこれは大丈夫だって思ったんですよ。これで我に帰ったんじゃないかと。

 

なんかそういうタイミングの妙みたいな不思議なものが彼女を取り巻いている気がしました。

案の定、昨日のショートは素晴らしかったですね。男女含めそれまでのどの選手とも全く違った雄大なのびのびとした滑り。

圧巻でした。フリーはさらに素晴らしいんじゃないかと期待してしまいます。

 

さて、ブログをサボってるうちにいろいろありすぎて何から書こうか迷いますが、まずはやっぱりかなだい!

 

なんとこの五輪の最中にアメリカNBCがフロリダのMatterhorn Fitを取材してくれてまして、かなだいメインの動画までアップしてくださってます。マッターホルンフィットのインスタにもフル動画がUPされてますよ。

 

 

 

 

 

いかにもNBCらしいドキュメントタッチの映像で、見てるだけでワクワクしてきてしまいます。驚くのはこのジムで鍛えたアメリカの選手が3人も北京五輪に出場してるって言うのに、(しかもアイスホッケーで活躍中)メインはフィギュアスケーターのKana&Daiってところです。国内オリンピアンよりも扱いが良いってのが素晴らしいじゃないですか!
 
”The pair are considered one of the best figure skating teams globally, with Daisuke winning a bronze medal in 2010 and each already having Olympic experience before barely missing the 2022 Olympic Games.”
 
このペアは世界屈指のフィギュアスケートチームで大輔は2010年のブロンズメダリスト。惜しくも2022年の五輪出場は逃したものの、二人はすでに五輪の経験者だ。
 
なんて紹介が嬉しいですね。CEOのライアン・ヴェスチェ氏が誇りをもって二人を指導されていることが伺えます。彼のリスペクトに満ちた期待が二人を後押しする力になっていることは間違いありません。
 
そしてまたほかの頑張るアスリートの姿がいい刺激になってるんでしょうね。見たところ決して大きな施設ではなさそうですが、大切なのはノウハウ。こちらのメソッドはユニークなものらしいですね。
 
文中にfull holisticとありますが、ギリシャ語でホロス(holos)を語源とする言葉でヘルス(健康)もこれが元なんだそうです。
だからこのジムではスポーツに必要な一部の筋肉を強化するだけではなくって、トータルバランスを考えた運動法を取り入れてるんでしょう。
古傷をケアしつつ、ケガを最小限に抑え、選手寿命を延ばせるのなら、ここに通うだけでもアイスダンス転向の意味があったと思えます。
 
一生現役を目指す大ちゃんにとって必要不可欠なトレーニングですからね。そしてまたここで得た知識が彼の一生を支える礎にもなるはずです。正しいトレーニング法を知れば後進へのアドバイスも可能なはず。
 
目的達成のために合理的なプロセスを踏む。
 
肉体強化したいのならまずは体を動かすしかありませんが、正しい方向に導くためには正しい知識を正確に伝える言葉が必要ですよね。
 
ズエワ先生も名言の宝庫みたいです。(ちょっと若干話が長いきらいもあるようですが(;^_^A)
 
大ちゃんがアイスダンスデビューして以来、つまりまだ2年ほどですのであまり生意気なことは言えませんが、今の日本のアイスダンス界に一番欠けているものが合理性と正しい言葉による教えだと感じています。
 
と言うのもいわゆる第一人者とか有識者とか言われる方々の言葉がかなり心許ないものだったからです。
 
余計なお世話ですがちゃんと生徒に話が伝わってるんだろうかと心配になってしまいました。
 
あ、でもわかる気はするんですよ。宮本賢二先生の解説は正直評判がいいとは言えません。特に今頃は大ちゃんのナビゲーター時代と同じくご本人も胃が痛い思いをなさってるんじゃないでしょうか?
 
一方SNSなんかを巧みに使われる方々はそりゃあ言語には長けてますから、一定のボキャブラリーの使いまわしでは物足りなくなって当然です。正直賢二先生に対してあのパパシゼを見て出てくる言葉がそれだけ?と突っ込みたくなったのは私だけではないと思います。
 
大ちゃんが賢二先生に振り付けしてもらう時ってほとんど言葉を交わさないと言ってましたが、いやその通り、彼らはほぼボディランゲージで語り合うタイプなんでしょうね。肉体で言葉を交わせる一方、感覚を言葉で表現するのは苦手なんでしょう。
 
よく名選手、名コーチに非ずと言いますが、感覚的なものが優れているほど受けた刺激は言語野をすっ飛ばしてダイレクトに体の反応に直結するらしいですからね。
インタビューの際もアスリートに全方向への配慮に満ちた言葉を期待するのは酷だと思います
 
 
ネット配信記事もそうです。
 
識者と言われる人物が発した言葉に整合性がなければ素人は混乱するしかありません。だから本当にマスコミやアナウンサーはそこのところはちゃんとかみ砕いて分かり易く伝えてほしいと思います。Aさんが語る言葉をそのまま書いてもらっても困るんです。もちろん正確にありのままを報道するのがマスメディアの本来の仕事ですが、署名記事なら記者には読者とアスリートの仲介者を務めてもらいたいんですよね。今は記事も質より量で垂れ流し状態ですけど、プロであるならばまず記者が競技に対し理解したうえで、正しい知識を持って取材してもらいたい。
 
同じことをテレビの解説者にも求めてはいけませんかね?
まあ適材適所ってことで、スケートの解説は元選手よりもコーチ経験者に任せた方がよろしいかと存じます。もちろん成美ちゃんとか大変評判のいい実況もありますけど。
 
もちろん言葉には決して置き換えることができない感動がこの世には存在します。
 
それは理屈抜きに見てる者たちにも伝わります。この北京五輪にもたくさんの感動が生まれた事でしょう。
 
しかしその感動を伝える言葉に嘘があってはならない。誠から出た言葉とそうでない言葉を聞き分けられない愚者ばかりがこの世にいるわけじゃありません。
 
そのことをよーくわきまえた上で責任を持って語ってほしいです。
 
私たち日本人は共感覚に優れていて、主語抜きでもだいたいのことは通じるし、何なら表情とか目線だけでも言いたいことは伝えられます。
まるで超能力者?
 
だけど昨今それにずれが生じてきているというか、やっぱりきちんと言葉にして語らないと分かり合えないものだなあと自分でもよく思う様になりました。
この北京五輪にまつわるあれこれで説明責任を果たしてほしい人たちが大勢発生したのもまた確か。
 
特に若い、これから知識を必要とする人たちには、傷つけあうことを恐れるだけでなく一歩踏み込んで事の良し悪しを語るのが経験者の務めではないかしら?誹謗中傷はもってのほかだけど、うるさ方を持ち上げておけば大丈夫な世界ではとっくになくなってると思います。
 
日本と言うと大げさですが、フィギュアスケートにおいても個々が行き当たりばったりの利益をもくろむのではなく、何を目的とするか?を改めて考え、そこに至る正しいプロセスを考察する時が来ていると心底感じています。
 
 

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