12月7日土曜日。
今日は、断捨離マラソン2019最終日。
今日のお題は、リビング。
凄い勢いで進んできた私の、心と物の断捨離。
断捨離のきっかけをくれたのは、くさなぎ・ゆうみさん。
そして、継続する力をくれたのが、断捨離マラソン2019先導者・鈴木まさみさん。
今日で断捨離マラソン2019も終了。
「今日のお題は何かな?」と毎朝の楽しみだった。
断捨離マラソンが終わってしまって、とても寂しい。
でも、地図が手に入った。
断捨離をするなかで、42年間溜まっていたものの整理ができた。
私を突き動かしていたのは、
「お片付けできない自分への怒り」。
そして、
「自分を認められない、哀しみ」。
ADHDの気がある私は昔からお片付けが苦手で、汚部屋の住人だった。
目の前に溢れる物を前に、どう片付けていいかわからない。
家族を持ってからは家族のために掃除してたけど、片付けといえば押し込むしかできなかった。
袋に詰め込んで、クローゼットや引き出しに押し込んで、知らんぷり。
誰かを呼ぶのは、1週間前に言ってくれなきゃムリ。
片付けられないひとほど、断捨離にハマるんだと思う。
断捨離マラソンを60個完走したらやろうと思ってたことがある。
私が火をつけ、ゆうみさんが祭りへと昇華してくれた、【まとめ】家にあったヤバいもの→⭐︎⭐︎⭐︎。
私にとっての、最後のヤバいものであり、最大の砦。
夫に起業について話し、夫が応援すると言ってくれて、手放す覚悟がついたもの。
私の歩みを示す、ノートと明細たち。
結婚当初、我が家は経済的に厳しかった。
でも、経済的に働かないと難しいと思い、娘が8ヶ月の時に保育園に預けて働き始めた。
なぜか信じ込んでいた、「3歳神話」。
3歳までは手元で育てたいと思っていた私は、娘に申し訳なくて、泣いた。
でも、保育園に預けて、言語が話せなくても幼いながらに子ども同士でコミュニケーションができるのだと知った。
私が暗い顔をして二人で家に閉じこもって育てているより、保育園で友だちや先生と過ごす方が娘の世界は広がる、と思えた。
私は看護師に戻り、職場にも恵まれ、仕事に没頭した。
娘と過ごす時間が少ない分、一緒にいるときは娘に対して全力で愛情を注げた。
そうこうするうち、経済的にも安定して家を購入できるようになった。
家族で旅行にも行けるようになった。
そして、私自身の心の軌跡。
2001年、看護師1年目で鬱になった。
看護師1年目で鬱になったときの回復の記録。
断捨離公認トレーナーの中村レイコさんの、
【心の傷を癒すということ。「出して、入れる」】の記事から引用。
夫の給料明細とカード明細は、進化の証だった。
子どもの頃から生きづらさを感じていた。
なぜ皆、あんなに楽に、楽しそうに生きられるんだろうと思っていた。
リラクゼーション業界に入り、ひとを癒すことで、自分自身が癒された。
幸せなことなのに、違う家庭環境で育ってきたもの同士、考え方の違いもあった。
夫婦間でのすれ違いと自分の思いをノートに一人夜中に書き綴ったりした。
可愛いノートにしたもので、まさか中身がデスノートだとは思わず、夫と娘が手にとって中を見てしまった。
私が押し込んでいた気持ちを知って、全米ならぬ、全家族が涙した。
でも、このノートをきっかけに、夫に私の思いが伝わり、心が通じるようになった。
娘が読んだときは渦中を過ぎて、ノートの存在を忘れ切っていたので、びっくりした。
「昔のことだから!今は違うから!!」と必死にフォローした
【心の傷を癒すということ。「出して、入れる」】の記事から引用。
心の奥の奥の底の方に しまい込んで
蓋をしている傷を
本当に癒そうと思ったら
一度、それを出して
自分にとって心地よいものに
入れ替えていく作業が
必要になることも ある
可哀想な自分、頑張った自分。
ノートや明細書は、この時期があるから何があっても乗り越えられるっていうお守りみたいな存在だった。
アドバンスカラーセラピストとして活動すると決めて、夫が応援してくれると言ってくれて、もう過去の自分に縛られなくていいのかな、と思った。
20代や30代の時のようには、もう我武者羅には走れない。
我武者羅に走っていた、頑張っていた自分が痛々しくて可哀想で、愛しかった。
でも、今はもうそんな風には生きたくない。
自分を本当の意味で大切にしてた?と思うから。
本当に生きたい生き方が見つかったから、見て見ぬふりができなくなった。
自分をごきげんにするために、目につく家の汚れをとるようになった。
面倒なことほど先にやるようになって、フットワークが軽くなった。
「汚いな」と思う気持ちを意識の底に沈め、無意識に気になり続けるという無駄なエネルギーを漏らさなくなった。
断捨離に興味を覚えたのは、ゆうみさんの「汚い状態を放置すると、エネルギーが漏れて、必要なことに使うエネルギーの量が減る」という言葉をメッセージでもらったから。
それまで無縁だと思っていた断捨離が、自分にとって必要なものなのではないかと思ったきっかけだった。
それからもゆうみさんは折に触れ、私に必要な言葉をメッセージとしてくれる。
ゆうみさんが今までにくれたメッセージを名言録として控えておいたら良かったな、と思ったりもする。
でも、心には残ってる。
後から何度も繰り返し読んだりしたから。
腑に落ちたから。
控えていないけど、心には残っているから、大丈夫。
それが断捨離アンなのかな、と思う。
出さないと、大切なものは見えてこない。
出すことがスタート。
それが断捨離。
そして、実感する。
断捨離は、ただの片付け術じゃない。
心にも効く。
断捨離を教えてくれたゆうみさん、断捨離マラソン2019を先導してくれた鈴木まさみさん、そして断捨離の奥深さを教えてくれる先輩断捨離アンの皆様に感謝を込めて…。
断捨離マラソンで手に入った地図を手に、二巡目、三巡目のマラソンをしていきたいと思います。
ちょうど大掃除の時期。
今、どこから手をつけていいかわからない方の地図にもなればいいな、と思います。
折に触れ書いてきた断捨離記事もこれにて一旦終了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます