12月30日月曜日です。
おはようございますニコニコ

昨日の記事に引き続き、彩ふ読書会の記事です。
彩ふ読書会にはブカツと呼ばれる趣味の集まりがあります。

私もいくつかのブカツに所属しているのですが、その一つにイロソフィア(前身は哲学カフェ研究会)があります。


京都リーダーのちくわさんが立ち上げられ、既存する哲学カフェで色々学ばれた後、彩ふ読書会で単独開催されるまでに育てあげられたブカツです。

現在は私のブログでもお馴染みの京都サポーターひじきさんが部長を引き継がれています。
この後継者を育てるひじきさんの手腕や、面白いことにハマる(読書会用語で「沼」にハマる)人材が読書会は豊富であることが素晴らしいなと思いますニコニコ


ブカツに所属しながら、なかなか参加できず、悔しく思い、以前エア一人哲学カフェをブログで開催させていただいたこともあります。



10月27日に、ようやく念願叶い、初参加することができましたキラキラキラキラ

記事にしたいと思いながら、密度が濃い会で、書くのはなかなか時間とパワーが要りそうだと思ったことから保留にしていたところ、なんと2ヶ月経過してしまいましたガーンガーンガーン

2019年、ブログでやり残したことはこの記事を書くことだな、と思っていて、今日はお休みなので腰を据えて書きたいと思います爆笑


すでにちくわさん、ひじきさんが記事にされていますので、興味がある方は是非こちらの記事もご覧くださいニコニコ音譜音譜
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2019年10月27日、新部長ひじきさんになってから初開催の哲学カフェが開催されました。

テーマは、【先入観や思い込みを抱いてしまうのはどうして?】

開催場所は大阪ミナミのマンションの一室のレンタルスペースでした。



参加したのは、男性4名、女性6名の10名でした。
ワンルームマンションに10名の大人。

ぎゅうぎゅう感が、友人の一人暮らし先で鍋パーティーをしたりした20年ぶりくらいの学生時代を彷彿させ、変な「楽しい」スイッチが入ってしまいましたウシシ
最後に登場した男性の自宅、という脳内設定を作り、「おかえり〜」と言い出す始末。
「ただいま」と返してくれるノリ、笑ってくれる他の方々のノリが好きですゲラゲララブラブラブラブ


居心地のいい場所をそれぞれ確保し、クッションを手に取ったりして寛いだ状態になったところで、新部長ひじきさんが哲学カフェ研究会からイロソフィアという名前に改名となったことや、イロソフィアの活動指針を発表されました。







ひじきさんのブログから哲学カフェについての文章を拝借します。
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その前に、哲学カフェとは何か、そして、哲学カフェ研究会とはどういった集まりかということについて説明いたしましょう。

 哲学カフェとは、ざっくり言うと〈テーマを決めて、ともに考える集まり〉のことです。例えば「友だちって何?」「大人と子どもはどう違う?」「わかるってどういうこと?」といったように、テーマを1つ決め、そのテーマについて、みんなで集まって意見を出し合い、考えを深めるのです。

 ここで考えを深めるというのは、結論を出すということではありません。哲学カフェでは、参加者個々の考え方について、正しい/間違っているといった評価をくだしたり、1つの考えを共通の結論としてまとめたりすることはありません。大切なのは、それぞれの参加者が、出てきた色んな意見を踏まえて、自分なりの正解・結論を見つけ出していくことです。意見を出し合うのは、論破のためではなく、考える材料をみんなで持ち寄るためなのです。

 ただし、正解や結論が人によって違うからといって、「要するに、意見は人それぞれってことね」と割り切ってしまうのもちょっと違います。「色んな意見が聞けて面白かった」というだけでは、哲学カフェの旨味をほとんど取りこぼしてしまっているように僕は思います。上でも書いたように、出た意見を踏まえて、自分の考えを広げ、深めるところにこそ、哲学カフェのポイントがあるといえるでしょう。

 このように、1つのテーマを巡って意見を出し合い、参加者それぞれの考えを深めていくために、哲学カフェでは予め幾つかのアドバイスが示されることがあります。今回の哲学カフェ研究会では、哲学カフェの元祖ともいうべき団体・カフェフィロさんの説明に倣って、「①ゆっくり考える(いま・ここで)」「②話すよりも、質問する/聴く」「③“わからないこと”にこだわる」「④思いついたコトは、話してみる」という4つのアドバイスを最初に紹介しました。また、誰かの意見が正しい/間違っているという評価合戦に陥らないために、「自分と違う意見を〈否定〉しない」ことを、注意事項として挙げました。


イロソフィアというネーミングは、彩ふ読書会の彩=と、哲学=ラテン語でphilosophia(philosophy)を合わせて作られものです。

ブカツ名を部内で募集した際、いくつかの候補があるなか、彩ふ読書会哲学カフェ創始者ちくわさんが提案されたものが選ばれましたキラキラ
素敵なネーミングだなと感心しきりです。
そして、ちくわさんの哲学カフェと読書会に対する愛ラブラブを感じますほっこり


活躍してくれるのがマスコット、もちこです。

哲学カフェでは自分の人生観に触れることも多く、自然と熱が入りがちです。

イロソフィアのルールとして、もちこを持っているひとだけに発言権があるというものがあります。

他の人はもちこを持って話している人の言葉を遮らず、ただ、聴く

そして、話したい内容があれば挙手をし、進行役が指名してもちこを引継ぎ、話すことができます。

もちこを持っていることで、もちこがリレーのバトンのように思え、自分の話をしすぎるのを防ぐ効果があるようにも思えました。


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イロソフィアの記事は続くのですが、先に話のなかで出た主なトピックスについて書いておきたいと思います。

◆先入観や思い込み、という言葉にどんなイメージがあるか。

◆先入観や思い込みはなぜ起きると思うか。

◆「ギャップ萌え」の反対語は「ギャップ萎え」。

◆先入観、思い込みとセルフイメージとのギャップ。

◆先入観には、三種類(物事・自分・他人)ある。

◆思い込みの種類


今回、私は聴く方をメインに参加しようと思っていましたが、他の方の話を聴いているうちにやっぱり話したくなったり、他の方の話をより深く聴いてみたくなって、もちこを手渡すという暴挙ニヤニヤに出たりしました。


私なりに思う哲学カフェの良いところです。
自分にない考え方を知れること。

自分の考え方の癖を知ることができること。

結論は出ないので哲学カフェのあとも余韻として残り、日々の生活のなかで振り返りができ、考えを深めることができること。

次の記事から、具体的な内容について触れていきたいと思いますニコニコ

よろしければお付き合いくださいニコニコ音譜音譜