◆先入観、思い込みとセルフイメージとのギャップ。

他人からどう見られるか、は、人間がひととひとの間で生きるものであることから気になって当然かな、と思います。

ただ、見られたい自分を意識しすぎて他人と自分が思う自分の像のギャップが大きくなりすぎるのはしんどいかな、と思います。
思春期、青年期は特に起こりやすいですよねにやり


心理学の有名な考え方に、ジョハリの窓というものがあります。

下の図に表されるように、ひとには四つの面があるとアメリカの心理学者であるジョセフ・ルフトとハリー・インガムが公表した「対人関係における気づきのグラフモデル」です。

こちらの本から引用させていただきました。
https://ameblo.jp/momomotokazu/entry-12398510607.html?


私は、「自分は一体どんな人間なんだろう?」と子どもの頃から模索し続けてきた気がします。


でもジョハリの窓や、「分人」という考え方を知り、最近思うようになったのは、他人から見える自分も自分なのかな、ということです。

どんな自分も自分、と思えるようになったことも理由として大きいかもしれません。

なりたい自分(優しく、品のある人)という理想はあるけれど、そう見えない自分もまあいいかにやりと、思えるようになりました。

今の自分は、なりたい自分になるための途中段階なのかな、と思うようになりましたほっこり


私が自分で一番私らしいと感じる場はブログなのですが、受け取る方によって捉え方も違うと思います。

ただ、嘘のないように、誠実に言葉を紡いでいけたらなあ、と思っています。

それは、ブログが未来の自分に宛てた手紙のようなものでもあるからです。

私はそんな思いからブログを書いているのですが、会のなかで他にブログを書く方のお話を伺うと、目的は色々だな、と面白かったです。

ある種の作品のように考えておられる方、ブログを書くことで何が起きるのか体験してみたい方、自分を演出し、読者の方が望むものを提供される方。

ブログ一つとっても、そのひとそれぞれの個性が溢れるんだな、と感じました。



もらうプレゼントによって、自分がどう見られているか知った、というご意見も面白かったです爆笑

確かに、プレゼントを選ぶとき、相手をイメージして選びますもんね…!!

私自身の経験を言うと、夫と娘がプレゼントしてくれたキーケースがあります。
自分だったら選ばないものだったので新鮮でしたが、2人からのイメージがピンクなのかな?となんだか嬉しく感じましたニコニコラブラブラブラブ


セルフイメージと他人の目に映るギャップに苦しむこともあるけれど、違いを楽しめるようになりたいな、と思います。

その姿をイメージするのは私のなかで、柳、ですニコニコ


誤解が生じるのは、コミュニケーションの取り方が雑かったり、荒かったりするからではないかというご意見も興味深かったです。

興味がなければ深堀りせず、思い込みや先入観で物事を進めるのではないかというお言葉に、なるほどなあ、と思いました。


本本本本本
話はさらに進みます。

◆先入観や思い込みを持っていても気にしないひとがいる、という話になりました。

先入観や思い込みをしやすい例として、次のようなものが挙がりました。

□学歴コンプレックスが根深いひと
「〇〇大学を出ているのに」というひとは、元々高学歴の人に対して、良いイメージを持っていない。

その逆で、「中卒だから」という人もいる。

そのひとがどこに対して攻撃ポイントを持っているかで違い、そのひとの見方によって、同じことからも出てくる情報が違う。

□芸能人に対しては、先入観や思い込みが許されるような風潮がある。
同じことをしていても、バッシングの仕方が一般のひとに対してのそれとは違う。


思い込みはどうして起きるのかについて、出てきた意見をまとめると、次のようなものでした。

外部から刷り込まれる(情報過多)

□情報量が少ないために精度が低い

□安心したい(自分の問題)

□劣等感(ねじれた気持ちがある)

□セルフプロデュースされたのに騙される
情報量が少なくミスリードされる、もしくは、先入観を利用される。
印象操作の話が出て、例として謝罪会見、ミステリーの叙情トリックがあがりました。

□ジェネレーションギャップもある(育てられ方が違う)

□ステレオタイプの考え方(例として、社長や外科医といえば男である)


先入観や思い込みを持つひとはどんなタイプかという話になりました。

□深く考えることがめんどくさい人

□「自分が正しい」と思う人

□成功体験が強すぎて、思い込み、決めつけになっていても疑問をもたない人

□経験の有無ではなく、そのひとのキャラクターではないか。情報量も関係ない

□自分が正しいと証拠集めをするひとは、先入観を振りまく

自信がないから、既存の概念を拠り所にするのてはないか。(自分を正当化する)


◆思い込みや先入観は、前もって持っている知識や経験、付き合う人によって生まれてくるのではないかという話になりました。

経験は今までの経験から思い込みや先入観を呼ぶこともありますが、失敗体験から逆に、思い込みや先入観を持たない、という選択をする方もいると思います。

人付き合いも同様に、同じ考え方のひと同士固まっていると自分が思い込みや先入観に囚われていることに気づきにくいですが、タイプが違うひとと接する機会を持ち、自分と違う人もいると知っていれば、違うと思うこともできるという話になりました。


本本本本本
次で最後の記事になります。
次のトピックスです。
◆先入観や思い込みを持たれることを気にしない

よろしければお付き合いくださいほっこり