中国ドラマ L&P (ライター&プリンセス)④ | 明日は明日の風が吹く  ~多発性筋炎の毎日~

中国ドラマ L&P (ライター&プリンセス)④

前回はお気に入りの胸キュンを紹介しました。

 

今回はなるほどなぁと思った事を・・・

 

秀逸だったのは最終回の最終シーン。

 

主題歌とともに大学初日の出会いのシーンが繰り返されます。

これはドラマの中でも李峋が語る死ぬときに走馬灯のように

今までの日々が思い出されるなら最後に僕の目に映るのは君ただ一人。

 

 

大学で教科書をもらうために並んでいた時に、

成績順に呼ばれるのですがその一番が李峋。

 

この時のカメラは彼の姿を映すのですが、第2話では朱韵が最初から

こっちを向いていて、彼女の姿に李峋が気付きます。

 

でも、彼女にとっては彼はあの時の少年だとは

気が付かずに彼のところを眺めます。

 

 

最終話では李峋目線で階段を上っていきます。

そこで見つける懐かしい顔顔。

 

若干立ち位置が違いますし、階段を上る彼の顔は2話

と違っていて穏やかな顔。

 

そして、他を向いている朱韵の前で立ち止まると

彼女がこっちを振り向きます。

 

その顔は笑顔で満ちていて思わず彼も慢心の微笑みを返します。

 

そこから友人たちの姿が消え、画面には二人だけになって

全劇終の文字が現れます。

 

 

実はここの部分が原作の番外編部分の映像化になっているんだそうです。

 

番外編で彼らの子供の李思崎が彼らの親の映画を撮影していて、

その中で父親の最期はこんなだったというのがこのドラマのラストシーン。

原作ではドラマ以上に李峋は酷い家庭に生まれていて、

彼が言うには酷い家庭に生まれてきたけれど、

朱韵に出会ってすべてが変わり新しい人生がスタートした。

 

もし、死ぬときに走馬灯のように自分の人生を振り返ることがあるのなら、

最後に見るのは彼女だけ。

彼女に出会えて本当に良かった。

自分の人生は彼女に出会えたおかげで暖かなものになって幸せな人生だった。

と息子に語ったと聞いています。

 

番外編3にはそこまで書かれていないので他にあるのかも。。。

 

3つある番外編の3つ目ののラストがまさにここのシーンなっています。

ドラマの中でも、もし死ぬときに走馬灯のように自分の人生を見るのなら

最後に見るのは彼女だけ

 

と、まさにそのシーン。

 

つまりあの微笑みは李峋が亡くなるその瞬間に

彼女に出会えたことを思い出し、彼女に再び巡り合えたまさにこの瞬間、

彼の運命が好転し、彼は自分の人生が良いものになったのを思い出している。

 

あぁ、彼女に巡り合えたおかげで僕の人生はなんて良い人生だったんだろう。

 

そう思いつつあの微笑みの瞬間、李峋は天国へ行ったんです。

 

 

これだけで涙がでてきてしまう。

 

 

 

 

 

入籍して終わりますが、プロポーズのシーンは本編には

入ってないんです。

 

そして、ドラマを見ていると素の演技なのでは?

と思う箇所が何個かあります。

 

 

有名なのがあの事務所のソファーでのシーン。

 

話題になったマフラーのシーン。

あれは彼女かなり素で焦っていたらしいです。

 

 

本当に脚本が素晴らしいドラマでした。