モンゴルだるま@ウランバートルです。

明日、ウランバートル市で地震の避難訓練が予定されているわけですが、あんまり詳しいことはわかりません。

先程、携帯SMSでこんなメッセージが非常事態庁(消防隊とレスキュー隊の集合体みたいなモンゴルの官公庁のひとつ)から来てました。

Anhaar;
4-r sariin 6-nii odriin 9:00-17:00 tsagiin hoorond gazar hodlolt sedevt comand shtabiin surgalt yavagdana. Seremjluuleh dohio ogogdono.
OBEG

モンゴル語のローマ字表記なわけですが、一応、21世紀に入った頃に、公式にキリル文字のローマ字転写法が決められたはずなんだけど、全然、バラバラです。

一応、キリル文字に直してみる。

Анхаар:
4-р сарын 6-ны өдрийн 9:00-17:00 хооронд газар хөдлөлт сэдэвт команд штавын сургалт явагдна.Сэрэмжүүлэх дохио өгөгднө.
ОБЕГ

これは、日本語にざっくり直すと・・・
注意!
4月6日 9時から17時までの間に地震対策命令(コマンド)体制の訓練を行います。警報を発令します。
非常事態庁

という感じです。

9時から17時、、、つまりはオフィスアワー全体が避難訓練対象時間帯・・・
いつ、どこで、どんな形で警報が出るのかもわからないってことであります。

どうすんだろ?

ちなみに、ウランバートル市には行政で定められた避難所というのもないそうです。

こんな状態で市民全体を対象にした一斉の避難訓練をするよりは、義務教育の学校とか、地域ごとに避難訓練の実施プログラムを作って、ちみちみやっていく体制にすればいいのにね。

小学校のときから避難訓練が大好きで、火災避難訓練では、4階の非常窓から緊急脱出チューブで逃げる生徒役を買って出たこともある私。(そして、2度とやりたくない、と滑り降りている途中で後悔し、スピード恐怖症であることを自覚し、未だにトラウマ・・・)

地震の避難訓練、都市伝説の女王「口裂け女対策」のための集団下校、火災避難訓練、アメリカでの竜巻避難訓練、雪山での滑落訓練、消防署で行われる救命救急の応急手当訓練など色々な「非常事態」に対する備えを子供の頃から大人になるまで経験している日本人の私としては、こういうときこそ、在留邦人とかJICAとかが名乗りをあげて、モンゴルでの避難訓練のプログラム作りとか実施サポートとかボランティアですればいいのにな、と思ったりもします。