モンゴルだるま@ウランバートルです。

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今年は自然環境観光省も観光振興に力を入れております。
数々の観光業関連のシンポジウムや講習会なども開かれております。

私も「モンゴル観光業における競争力」といった30,000トゥグルグの参加料を支払い朝9時から18時までみっちりスケジュールの自然環境観光省とモンゴル商工会議所共催のイベントに参加し、同業他社とか関連省庁のお役人様、研究者などとの情報交換・親交を深めたわけです。

まぁ、こういう企画力とか経営力の向上なども大事なのですが、ソフト面、つまりは現場の人=ツーリストと直接触れ合う機会の多い人の研修なども大事だと思います。

今年は特に外国人観光客に対する国をあげての安全対策というのがテーマなようで、夏の観光シーズンは大学生ボランティア(かバイト君)による安全パトロールやら安全案内係みたいなのが街中を巡回するようです。

またウランバートル市のチンゲルテイ区(自然史博物館とかザナバザル美術館など観光スポット多し)では、警察が失業青年たちとコラボしてガードエンジェル部隊を結成し、雇用促進と治安に勤めるんだそうです。

ウランバートル市内で起きる犯罪の多くが失業者青年によっておこされるので、ある意味ナイスなチャレンジです。

失業青年がみんな荒くれ者か、といえばそうではなく、要は収入がないから、あるとっから「いただく」ということでスリや強盗が横行しているわけです。1日7,000tgのお手当が出るそうで、これって結構な金額です。

で4月27,28日の2日間にわたり「ツアードライバー安全講習会」が国立観光センター、警察機関、道路運輸管理庁などのコラボで開催されることになりました。
この講習会も受講料が30,000tgということですが、ガナー君も参加することにしました。

昨日、登録に行ってきたのですが、戻ってきた彼は妙にテンションが高い。
たぶん20年ぶりぐらいに「授業を受ける」ということになり興奮しちゃっているみたい。

「授業に出なきゃいけないから、背広を新調したい」と言い出されたときは目がテンになりました。

「ドレスがないから舞踏会にいけない」とか言い出すんじゃないか、って心配です。

ガナー君は車の整備・修理はもちろん、運転技術も含めテクニックはモンゴルでも一流に入ると思います。どんな車でも自分できちんと直せるし、整備点検もマメです。ただ、運転技術はすごいんだけど、たまにテクに対する過信があって、クラクション鳴らしまくって交通違反をしている周囲の車を威嚇する、とか、まくられたりすると、陰険幅寄せ報復に出るなど、いくら私が言ってもいうこと聞く耳を持たないという困ったところがあります。
日産パトロールなんか、クラクションの鳴らしすぎで電気回路がショートしたくらいです。

こういうテク以前にマナーの問題だぜってところに私が口を出しても有効ではありませんが、安全講習とはいえ、ちゃんと外国人ツーリストに対するマナー講習もプログラムに入っているはずなので(2006年のモンゴル帝国建国800周年の時のプログラムでは簡単英語講習と共にマナーっていうのもいれてもらったから・・・)少しは「好青年」っぽくなってくれることを期待しています。

この講習会に参加したドライバーは一応テストみたいなのがあるらしく、講習終了後に修了書が発行されるそうです。

ガナー君が飽きちゃったりしないでちゃんとおとなしく机に向かっていてくれるか、ちょっと心配ではありますが、それこそ「子供じゃないんだから・・・」ということで。

というわけで、どうやらこの講習会の間は、私も「継母活動強化デー」となり、ガナー君娘の学校の送り迎えと宿題チェックなど子供との時間がメインになりますです。ペタしてね読者登録してね

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今日も最後まで読んでいただきましてありがとうございましたー!