モンゴルだるま@ウランバートルでお泊り決定で家事で手一杯、です。

暑いときにこういう密閉感たっぷりのアパートで一夜を過ごすって、息が詰まるんですけど。
でも、仕事だからしょうがないよね。とてもじゃないけれど、全部に対応できません。
都会にいるってだけで、どうして、こんなに「お仕事」ってのが降りかかってくるのかなぁ?

ま、夏はお仕事するのが当たり前なんだけど。
稼ぎ時っていうようなお仕事ではなく、まったくギャラが発生しないのに、なんだか他人から押し付けられてくるというか・・・、ま、いいんですけどね。

ほんとにキャパを超えちゃイそうになったら、すぐに両手を挙げて、ごめんなちゃい、しちゃうから。

まだ、とりあえず24時間働けますか?ってCMを見て、時任三郎さんかっこいい!とかモックン素敵!とか、思ってた世代なので、がんばりますよ、日本人ですから。

でもウランバートルにいると、ほんと情報過多になります。
やめるはずがやっぱりブログのネタ、仕事のネタというか材料、話題づくり、自分の勉強てな様々に役に立つかなぁ・・・とまた新聞購読を3ヶ月更新しちゃったのですが、草原の暮らしでも古新聞はいろいろと活躍してくれるので、ま、いいか。

とかいいつつ、毎日、ポストチェックしてないと、小さな私書箱が新聞でぎゅーぎゅー詰めになっちゃうのよね。

一日分の新聞って、4紙ぐらいとっているのですが、内容が薄いため、あっという間に読めちゃうわけですが、1週間分がたまると、それなりな量になります。
ゆえに、すんごい勢いで飛ばし読み。気になった記事だけをじっくり読むわけです。

で、そこで拾った記事。

しかも1面に出てた・・・

「毎週金曜日を禁酒デーにすべき」てな条例案だか提案があるそうです。

現在、全国的に毎月1日が禁酒デーとして、飲食店でアルコール類を出すことも、食料品店などでアルコール類を売ることも、買うことも禁止されております。

それが月4回にすると。しかも花キンに禁酒にすると。

ありえなくないっすか?

別に私は酒飲みではないし、それほど飲み会とか参加してるわけではありません。
お酒がこの世から消えてなくなってもあんまり残念に思ったりもしないと思います。

でもね、今は夏。
街のあちこちに出来ている野外のビアホール、ビアガーデンなどが賑わっていて、それなりの経済効果やコミュニケーションの円滑化に効果があるのを実感しているわけです。
何より、ビアガーデンでジョッキ片手にワイワイやってる人たちはホントに幸せそうで、明るく元気ではじけていて、いいエネルギーの循環してるんだろうなぁ、って、車などですーっと通り過ぎる瞬間にそういう赤ら顔を眺めるだけでも、なんだか私も元気パワーを分けてもらっているようで楽しくなっちゃうのです。

ビアガーデンとかビアホールとか、それなりなパブやバーなどでワイワイ飲んでいる人たちって、はっきり言えば、アルコール中毒とかって人はほぼ皆無だと思う。
コミュニケーションツールとして、ほろ酔いになりながら、いろんなことを語り合うっていう、21世紀に入って本格的に浸透してきた「飲み会文化」を楽しんでいる人たちで比較的健全なんだと思うわけ。

アル中でトラブルを起こしたり、犯罪者になっちゃったり、健康を害したりする人は、そもそも外食産業系のところに飲みに行ったりはしない。
道端とかでお酒飲んで、「死体?怪我人?よっぱらい?」ってドキドキしながら、思わず、生死を確認したくなってしまうようなデスパレードな人たちは、はっきりいって、「今日は何曜日?」なんて気にしてない。気にする必要がない人たちなのです。

多分、条例としては成立しないと思うけれど、モンゴルにも、そういう「正論だけど支持しがたい綺麗ごと」な提案をしちまう「小学校の優等生さん」タイプがいるんだなぁ、、、一体、誰の支持を得ようという点数稼ぎなんだろう?とクールに考えてしまいます。

そもそもビールでアル中にはならないぜ。

アルコール度数で規制して欲しいなぁ。

てか、いっそのこと、90年代初頭のあの物不足時代のように、アルヒ(モンゴルウォッカ)リスペクトな時代に戻って、1ヶ月あたりの配給は一世帯あたり1本とかって制度にしちゃえばいいんじゃないの?
ま、あの時代でもやっぱり、「あるところにはある」ってことで、やっぱりアル中のおっさん達がゾンビみたいに街中を徘徊してたけどね。

禁酒デーを制定するよりも、むしろ、大学とか高校とかテレビ番組や新聞雑誌なので、「大人のための清く正しく美しいお酒のたしなみ方」みたいな特集で啓蒙したほうがいいんじゃないのかなぁ?