モンゴルだるま@ウランバートルです。
とりあえず、仕事らしい仕事もしたんだけど、とにかく楽しかったというか、中味が濃ゆくて刺激的で、「引き寄せ運」と「お天気運」と強い調査団とご一緒できたことは、最高であった、という感謝の気持ちで一杯。

と仕事一段落の気分でいたわけですが、例によって例の如く、安請け合いで仕事はまだ終わっていないのです。

そんなに負担にならないはずなんだけど・・・元原稿がないぜ!て、これ探すのかぁ・・・という事態。
公務員の皆さんも幹部クラスは、今夏休み真っ最中って人が多いので自力で探しに歩き回ることになるわけだ。翻訳料値切られそうになってて、うーむ・・・でも、理解してくれる人もいるし、お国のためであり、モンゴル日本の国際協力に貢献ってこともあるからなぁ・・・てか、翻訳だけでなく、資料の発掘作業代も考えたら、翻訳の難易度がたいしたこと無くても、拘束時間とか経験とか付加価値相当入ってるんだよなぁ、そういうことを考慮できない人は、素人じゃないの?とかね。

ま、プロの魂と能力を持って、素人にも誠心誠意、仕事はマジでやる、っつーのがかっこいいと思っておるわけだ。
そう思ってなきゃ、やってらんねぇーぜ!っていう時もあるのは、今が爽やかで草原サイコー!っていう季節だからであって、ほんとのほんとに仕事がいやだとか、うざいとか不満があるわけではないので誤解なきよう(笑い)

てか、あっという間に7月終わっちゃいました。
7月上旬は乗馬トレックのアテンドと馬調達の旅。
7月中旬はナーダム三昧+仕事の準備と旅のアテンド三昧。
7月下旬はお仕事三昧。にしても、素晴らしいエキスパート集団と一緒だったの仕事仕事って緊張感は珍しくなく、すごく楽しかったのでした。やっぱ環境関係の仕事は肌に合うのです。(金融・財務でも、建築でも法務でも、技術移転でも学校教育でもやっぱり同じように、楽しいわけですが。今回はほんと、最高に人格的にも尊敬というかあこがれちゃうわい、っていう素敵な人たちが一杯だったのでした。

なので、7月は久々な密度の濃いまま一気に駆け抜けた感じ。

で、明日から8月。

8月も下旬からは毎年恒例の鳥インフルエンザ調査です。
中旬もブログや友人・知人を通じてのツアーのアテンド。
明日からちょっと中だるむつもりでしたが、翻訳作業があるわけで。資料、見つけられるといいなぁ。
8月4日は、うちの種馬君3歳馬がテレルジ行政区10周年記念ナーダムの競馬でデビュー戦を迎えるので、3日から応援のため草原に1泊2日で駆けつけるつもり。これは悪いけど、譲れないっす。

8月5日は、10人程度の初心者メインでの日帰り乗馬ツアーをやることになるっす。これはごめんなさい。既に定員いっぱいです。

8月7日8日あたりで、ファミリーツアーのアテンドになるか、あるいは 週末日帰り乗馬か1泊2日乗馬を企画するか、ぐったり休むかのどっちか。(翻訳作業が終わってればね)

ブログからのお問い合わせありがとうございます。
ここ3日ほど、そっけない対応でごめんなさい。山場になるとテンパリやすくって。
今回、年に1-2回のメニエール症候群の発作が一番大事な会議のときにおきて耳が聞こえなくなり、かなり焦りました。モンゴル側が以前から知り合いで一緒に仕事をしたこともあり、信頼できる人が通訳でついていたため、かなりサポートしてもらってしもうた・・・

健康管理には気を使っていたのですが、前日、牛乳酒をすすめられ、うっかりグビグビのんでしまったのと、生乳たっぷり目のアイラグを飲んじゃってのPPP症状とダブルで襲われ、実は朝出発前は泣きそうなほど怖かったのでした。
年に1回あるかないかの発作なので、逆に言うと、これから数ヶ月はもう発作の心配はしないでいいはず。

10月半ばを過ぎたら、少し時間が作れるはずなので、できれば日本に帰ってメニエールの精密検査を受けたほうがいい、とついに覚悟、決めました。40過ぎるといろいろあるわいね。

てな感じで、ルリタマアザミやらマツムシソウやらが草原の彩りメインになってきていることで秋を感じました。
モンゴルの自然環境観光省の環境保全や野生生物保護管理など自然とのつきあいが深く生態学や動物学などに詳しい専門家の人たちも「今年は夏が短く、秋が長くなりそうだ」って言ってました。

ナーダム過ぎれば秋、といいますが、モンゴルでのナーダムはまだまだ続いています。

でも、やっぱりモンゴルは秋模様です。

8月は、ツアーや学術調査などのお仕事と共に家畜のための冬の準備も始めなければいけません。

そんなこんなで、ぼーっとしてられないぜ!
でも、モンゴルで読者の方とお会いできるのも楽しみにしてるぜい!って気持ちであります。

皆様も素敵な夏をおすごしください。
一番最高なのは、冷房いらずの爽やかで軽やかな風と冷涼な気候とすみわたった青空と緑の草原がまつモンゴルでリフレッシュすること、と自信をもってお勧めしちゃいます。