いつも不器用な恋をして
勝手に幕を引く
傷つかないように
自分を傷つけないように
ずっと守ってきた。
だから愛し方も知らなくて
君を何度も傷つけた
綺麗になんて愛せないし
綺麗になんて終われない。
自分らしい恋愛もできなくて
不器用なまま
不器用に歩んできた。
君に届かない想いも
君を諦めることも
今の私には簡単なはずだったのに。
それなのに
君の笑顔が忘れられない。
君の優しさが忘れられない。
ならいっそ嫌いだって突き放して
ならいっそ嫌いだって言って。
そうじゃないと
私はまた不器用な愛し方をしてしまうから。
不器用なまま君を愛してしまうから。
それでも君はいいよと笑ってくれますか?