聖夜の奇跡を | ゆりあの詩

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もう届かないと思ってた。

手を伸ばさずにはいられなかった。

あなたへ。


無駄な想いだと

そう諦めた。

届かないなら捨てればいい。

あなたの瞳に映らないなら

頑張らなくていい。

興味のないふりも

壊れそうな心も

流した涙も

全部無駄な時間。


でも届くと信じたかった。


あなたが笑う

私だけを見つめる瞳が

たまらなく愛しい。


届かないなら捨てればいいと

もう想わなくてもいいですか?


掴んだ温もりが温かくて

嘘じゃないなら

嘘だと言わないなら

このまま

あなたを好きでもいいですか?


あなたを想ってもいいですか?

伸ばした手を掴まなくても

それでも伸ばしてもいいですか?


あなたがいなくなる前に


好きだと伝えてもいいですか?


聖夜の奇跡を信じながら。