高齢出産。ハイリスク。
いざ何かあった時にしっかり対応してくれる
NICUのある病院で出産したい!
と地域でも大きな病院での出産を決めた。
でも、本当にお世話になるとは思ってもいませんでした。
看護師さんに誘導されて、荷物を置き
入口を入るとGCU
その奥にNICUがありました。
保育器に入っている赤ちゃんは見えませんでしたが
入口側で上からヒーターで温められていた
赤ちゃんは遠目から見ることができました。
とても小さい!!
未熟児だけではなく
様々な疾患を持って産まれてきた赤ちゃん。
付き添いのスーツ姿のパパがいました。
やばい、涙腺が。。。
婦長さんらしき人が丁寧に説明してくれました。
「24時間いつでも会いにきていいんですよ。」
「おじいちゃん、おばあちゃんまで入れますよ。」
「搾乳もしっかりサポートしますよ。」
NICUの光景に動揺し、
他に何を話したのかあまり覚えてませんが、
先日、産科で聞いたのと同じ質問をしてみました。
私:「十二指腸閉鎖なんですが、NICUに1ヶ月くらい入るんですよね?」
婦長:「産まれてこないとわからないけれど、人工肛門をつけることになれば、
2~3か月かかるかもしれないですね。」
と回答。
?????
ジンコウコウモン?
今までは言われていないことを
初めて言われたので戸惑いました。
婦長さんの経験から
既に心疾患と十二指腸が確定しているので
合併奇形も十分にあり得るのでは?
という見解なのでしょう。
他の消化管閉鎖疾患、
腸の閉塞や機能不全
産まれつき肛門がない鎖肛等も考えられる
かもしれない。。。
産まれてからわかる合併症も
覚悟しておかなくてはならない。
ダウン症じゃないかもしれませんし
21トリソミー以外の染色体異常ということも考えられます。
最悪のケースは
出産前に心拍停止や
産まれてきても長く生きられない
場合もあるんだってことも。。。
年末から待ったなしで次々襲ってくる現実。
妊娠期間がとても長く感じます。
しかし、産まれてからが本番なのです。
まだ序章にすぎません。
わたしの初めての赤ちゃん・・・
無事抱っこする日を夢みるばかり。
NICU見学を経験し、
たくさんのお医者さん、看護師さんが
私の赤ちゃんを24時間体制で見守ってくれることと、
いつでも会いに来れることが分かり、少し安心しました。