ちょうど1週間前、
幼なじみの友人から1通のライン
「大好きなお父さんが昨日亡くなった。夢だと思いたい。」
臨月なので迷いましたが、
事情あって葬儀はやらないということだったので、
その日のうちに会館へご挨拶とお別れをしにいきました。
朝、仕事へ行く前に突然心臓が止まってしまった
とのこと。
ノムさんと同じ、虚血性心不全だったみたいです。
友人は私に
「親孝行はしておいたほうがいいよ。」
と言いました。
友人は子供を4人も産んでいるので、
「可愛い孫の顔をみせてあげれただけでも十分親孝行しているよ。」
と友人に言いました。
私なんかまだ一人も見せていない・・・
しかもやっと妊娠できても
今回のようになってしまい、
赤ちゃんにも辛い思いをさせるし、
親にも周りにも心配をかけてしまうことになってしまったから
ほんとうに申し訳ない気持ちでいっぱい。
（病んでるので、いちいち考え方がマイナスなのです。）
その日、なぜか私はフラフラと
そのまま実家へ直行しました。
特に用事はなかったのですが。
父と母、
そしてつい先日、
骨になってしまった祖母に会いに。
私の妊娠を誰よりも喜んでくれたおばあちゃん。
おばあちゃんが先月末に天国へ逝ってしまってから
毎日のように
「なんでもっと早くひ孫の顔を見せてあげれなかったんだろう・・・」
ってずっと後悔していました。
私は何もかも遅いんだ！
今思うと人生後悔ばかり。
義父の最後も、おばあちゃんの最後も
息を引き取るまで
私がもっと急げば間に合ったかもしれないのに、
たった数分、間に合わなくて、
「今までありがとう。」
って伝えられなかったことを
ものすごく後悔しています。
おばあちゃんは転んで足を骨折してから
5年間寝たきりだったけれど、
ゴハンが食べられなくなった最後の2ヶ月以外は
食欲もあって、お話もできたので
私が行くといつも喜んでくれました。
おばあちゃんは頭の回転が速くて、
口達者な人だったから
正直、両親と話すよりも楽しかったのです。
（おばあちゃんに会いたいな・・・）
家に居て、ガタンと物音がすると
おばあちゃんが会いにきてくれたのかな？
と思ってしまう。
（おばあちゃん、天国から私の出産助けて・・・）
小さい頃から、本家だったうちには毎週のように
ウジャウジャと親戚達が遊びにきていました。
なので、孫たちは、
みんなおばあちゃんに育てられたようなものでした。
イトコ達は、みんな私よりも若くして
結婚して、結婚式もして、子供産んで、家を建てて、
おばあちゃんを安心させてた。
私にはそれがずっと叶わなかった・・・
イトコ達は私よりもずっと先へ進み
姉のような存在だったはずの私に、
たまに電話してきたかと思えば「金かして」
それだけではありませんが、
そのうち親戚とも疎遠になりました。
もしダウン症のこどもが産まれたら
親戚に、影でなんて言われるかわからない。
言わないつもりだけど、いつか知られたら
どんな目で見られるんだろうか・・・
おばあちゃんがいてくれたら
きっと、パイプ役になってくれたはずなのに。
もっと若い時に子供をつくっていたら・・・
きっと、子供は健康に産まれてきて、
こんなことにはなっていなかったかもしれない。
お腹の赤ちゃんに罪はないけど、
ただただ自分を責めたい。
出産に近づいている日々。
朝、目が覚めた瞬間にこわくなって
あっ、、、
もうおばあちゃんいないんだっけ？
赤ちゃんは病気って言われたんだっけ？
もうすぐ産まれるのが、なんだかこわい。
特に最近のことを
「悪い夢だと思いたい」
と思いながら、毎朝起きています。
赤ちゃんが産まれたら
どうか、この呪縛から解放されますように。。。
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