「火の呼吸」無敗脳ヨガ道場


本番で負けない脳」とは、一体どのような脳なのでしょうか?



イメージとしては、重要な場面に遭遇しても精神が乱れないような脳のことだと思います。



生理学的に、精神が乱れていない状態というのは、


リラックスの神経である副交感神経と緊張モードの交感神経のバランスがうまく保たれている状態だと思います。



脳の話なのに、どうして自律神経が関係してくるかといいますと


自律神経は、そもそも脳の指令に従って、活動状態をリラックスモードにさせたり、緊張モードにさせたりするからです。



ですので、

自律神経のコントロールが上手な方は、本番で負けない脳の持ち主といえます



しかし、この自律神経のコントロールは、簡単にはいきません



もちろん、ヨガの呼吸法の実習により、副交感神経の活動は高まり、リラックス可能です。

それは、生理学的にも間違いないといえます。



ただ、現実問題として、試合現場や、職場でそのままその技術が生かせるかといいますとなかなか困難といえます。


人里離れた場所や自宅などの落ち着いた空間でしかなかなか効果を発揮してくれないように思えます。



ヨガスタジオでの定期的なヨガの実習は、副交感神経の働きを高め、免疫力を向上させるなど様々な恩恵をもたらしてくれますが、


果たして緊張状態でも同じようにその場で副交感神経の働きを高められるでしょうか?



緊急現場でも、ヨガの効果を役立たせるには、様々なストレス負荷を与えてからリラックスさせるような応用トレーニングが必要になってきます。



体作りに関しては、アスリートは、筋力トレーニングで筋力強化を行った後、

その筋力アップした体を試合で使えるように徹底して様々な動きを実戦形式で慣らしていく作業(神経系トレーニング)をします。



つまり、ヨガも同じようにしっかりと呼吸法の練習をし、静かな場所でリラックスができるようになれば、

それを実生活、さらに緊急現場でも使えるよにしていかなければいけません。



空手の型稽古組手のような関係です。



型稽古だけでは、なかなか実践に応用させるには困難なように、


ヨガの効果を実生活に役立たせるには組手のような練習が別途必要になってきます



具体的な方法に関しましては、また別の機会に明記させていただきます。




東京都 港区 田町 無敗脳ヨガ道場『サイバーヨガ・スタジオ 辻でした。