献血と… | 心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

3人の母です。

次男と三男は心筋緻密化障害(心筋症)をもって生まれてきました。

次男と三男の闘病記録と、亡くなった後の私の日々の気持ちを書いています。


昨日、夫婦で献血に行ってきました。


敦希が闘病中に輸血をしてもらったので、ずっと一度は行かなきゃと思っていて


何か役に立てることがしたかった。


まず私にできることは…


献血!


ということで出先の近くに献血ルームがあったので、私用を終えてから行ってきました。


私は献血は初めて。


いろいろ説明を受けてから、


血圧測定


…異常なし!


血液検査


…まずは血管をみてもらう。


右腕、左腕、右腕、左腕…


何度もペチペチ叩かれたり押されたり…


何やら看護師さんの難しい表情…


「うーん…」


「………」


「難しいですねー」


「献血の針は採血の針より太いんですよー」


「うーん…」


「すみませんが…」


「今日はできませんねぇ…」


「………」


「また次回されるときがあれば、血管が分かりにくい旨を伝え、まずは血管をみてもらって下さい」


「いろいろ手続きしてもらったのに、本当にすみません」


いろんな人から


「すみません、すみません、すみません」


めっちゃ謝られた…(苦笑)





がっかりしていると…


「大丈夫ですよー」


「こういうことはありますからねー」


励まされてしまった(苦笑)


旦那に「私はできないらしい」と伝えると


「何で?」と聞かれ…


「血管が分かりにくいから」と答えると


旦那、爆笑!!!


さっきまでの私の意気込みを見ていたから、結果が面白おかしかったみたい。


失礼な…笑


私は注射も採血も苦手。
昔から血管が分かりにくくて、採血は時間かかるし痛いし、インフルエンザの予防接種も痛いし、こぶし大くらい腫れ上がるし、点滴は血管の中をえぐられるし、何度も何度も失敗される…涙。


だから意気込んで行った。


400mlと聞いて少し怖じけついたけど(笑)


やっと敦希の恩返しができる。


その思いでいっぱいだった。


けど、結果


血管が分かりにくいから…と献血をすることはできず。


これは仕方ない…





一緒に来ていた長男が、


「かーちゃん注射、がんばれーがんばれー言うわなぁ」


と張り切っていたのに、私が何もしないものだから、


「何でかーちゃん注射しないの?」
「かーちゃん注射は?」
「かーちゃん注射怖いの?」
「パパ泣いてないよー」


質問攻め(笑)


旦那は見事なまでの血管の持ち主なので、すんなり献血できていました。


あっくん、お母さん役に立てなかったよ


帰ってから敦希に報告。


また次も挑戦してみるよー!


血管ばかりは仕方ないけど…


看護師さん泣かせの血管みたい。


昔からよく言われる…涙。


たまに上手な看護師さんもいるんだけどなぁ。ベテランさんかな?


次はできるといいな。


敦希にいただいた分、最低限ちゃんとお返しはしたい。


どうやったら血管浮き出てくるんやろ~


というか、もともとこんな血管やのに、今日が駄目でまた次できるんやろか?


何せ必ず、また挑戦してみようと思う。





そして私にできる、もう1つのこと。




まだまだ元気に生きますけどね。

もしも、の時のために。