「赤ちゃんを亡くしたことを乗り越えた○○さん(私)はすごいですね」
少し前にある人に言われた言葉
ちょっと衝撃だった…
そんな風に思うの!?って。
我が子を亡くしたことを乗り越えた?
他人にはそう見えるのかな?
そりゃそうだよね。
何でもないふりをして明るく振る舞ってるんやから
もちろん仲良しの友達との付き合いは心から楽しんでる
仲良しの友達といっても、幼稚園のママ友くらいだけど・・・
いつまでも暗い顔して外に出るわけにはいかないし。
ただ切り替えてるだけ。
そもそも私は、敦希を亡くしたことを乗り越えることは一生ないと考えている。
生きている限り、敦希に会いたいと思い続けて私は生きる。
悲しい気持ちや悔しい気持ちと共に
一生苦しんで生きていくものだと思ってる。
我が子を守れなかったことを背負って生きていく。
「自分を責めるのは良くない」
よく言われてきたけど、同じ経験をしたお母さんならきっとこの気持ちは分かるんじゃないかな?
だって母親やもん。
「乗り越えた」
みんな簡単に言ってくるけど、そんな簡単な訳がない。
「私だったら無理。○○さん(私)みたいに強くなれない」
と言われたこともある…。
きっと我が子を亡くすって想像できるものじゃない。
想像するものとは全く別のものじゃないかな?って思う。
それに私は強いんじゃない。強く自分をもたないと生きていけないから強くしてるだけ。
でも色々あったからこそ、少しは強くもなったのかな?
自分のことはよく分からないや。
な~んて、またまた思ったことを書いてみたけど…
もう自分の気持ちを周りに知ってほしいとは思わないし、強要するものでもないと思っている。
私は私らしく生きていくことが一番なんだろうな。
その方が敦希も安心して、私のそばで笑っていられるのかな…
敦希と向き合うことができず、最近は逃げている私。泣けそうなのに涙が出ない…
ただただ切ない。辛い。苦しい。
***
土曜日の夜に幼稚園の夏祭りが終わり、夏休みが始まった。
ラジオ体操があったり、地区水泳もあるけれど、基本はゆっくりな日々になりそう…
今朝からラジオ体操、6:30~
長い長い夏休み。有意義に過ごせるようにしたいな。
お兄ちゃんにとって初めての夏休み
どんな夏休みになるかな?
幼稚園の夏祭りにて
そして、あと10日で8月
もうすぐ敦希が生まれて2年になる。
敦希が生きていたら、今頃はお兄ちゃんといっぱい遊んでいたのかなぁ
そう思う毎日。
「悠伸くんは一人やから夏休みは退屈してしまうね」嫌味な言い方じゃなく、ナチュラル
って言葉が胸に突き刺さる…