月命日 | 心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

3人の母です。

次男と三男は心筋緻密化障害(心筋症)をもって生まれてきました。

次男と三男の闘病記録と、亡くなった後の私の日々の気持ちを書いています。


気付けば今日で21回目の月命日


もう数えないと分からなくなってきた。


月日の流れは本当に残酷なもので


認めたくないけれど…


敦希のことがますます過去になってきて、遠い遠い存在のように感じる。



過去を振り返ると、後悔し自己嫌悪に陥る


そんな時はとことん自分が嫌になる。


そんな中でも不思議と時間と共に


「敦希はずっと一緒だ」と思えるようになってきた。


これは私の中では大きな一歩だと感じている


全く進んでいない訳じゃない


(何をもって「進む」のかは分からないけど…)




私は私、他人は他人


「周りに理解してもらわなくたって、自分たち家族が大切なことを知っているからそれでいい」


なんてブログでは偉そうなことばかり言っていても


実際私は周りの目を気にしながら生きていると思う。


それは社会の中で生活するにあたって当たり前のことかもしれないけど…


世の中には本当にいろんな人がいる


ムカつく人もたくさんいる


それでも私は周りのくだらないことに振り回されたり流されたりすることなく、私は私らしくまっすぐに生きたい


そう思う。




私はあと何年生きるか分からないけど、人生の中で敦希と家族4人で過ごした5ヵ月間が最も幸せだったんだろうな


敦希との時間は戻らないからこそ、その時間がいかに貴重だったかを私はずっと思い知らされてきた。


これからもずっとずっと敦希との時間を懐かしみ、過去を悔やんで生きていく


後悔は一生消えない


だからといって一生暗く生きていく訳じゃない


幸せを求めない訳じゃない。


後悔を背負っていても、どう生きるか?が大切なのだと自分に言い聞かせる



*****

今日はお兄ちゃんの幼稚園が終わったら、敦希のお花とお菓子を買いに行く予定


「ただいまー!あっくん」


「僕とあっくんはずーっと仲良しやもん」


「だってあっくんのお兄ちゃんやもん」


敦希もきっとそばで笑っている


そう信じたい