今日は不動産の仕事で社長と同行。
物件を所有している方の家で、値決めの話し合いを行いました。
座卓で、先方が
「まあ、足をくずして・・・。」と何度か進めてくださっているうちに・・・。
社長が
「私は、体が悪いのでこの方がラクなんです。」
とお断りしたのをきっかけに、
先方の方から、社長の病気についていくつか質問があった。
「私は、パーキンソン氏病なんです。2年位前に宣告されて。」
と、最終的に社長が答えました。
わたしも、知りませんでした・・・・。
今は、車を運転することも億劫に感じるそうで、
どうもこのところ、物件を確認しに来るときは、
誰かが運転してきてくれるなあ、と思っていたら
そういった理由だったんですね・・・。
社長は、普段 高速で2時間くらい離れた会社にいて、
わたしは、自由に営業させてもらっているので
ぜんぜん、知りませんでした・・・。
奥さんのことも、とても気遣う社長ですが、
ふたりで、乗り越えてきたものが、あるんですね・・・。
社長と奥さまのいたわりあう雰囲気の
おおきな理由を知った気がしました。
次第に自由がきかなくなる体を感じながら、
毎日どんな気持ちで過ごすのでしょう。
会社と、仕事と、生活と、家族。
そして、命の期限。
もっと敬虔な気持ちで、仕事に向かえる理由を
今日、わたしもいただきました・・・。