こちらの記事に書いた消防団による車の解体作業ですが、実は、子どもたちは途中でこれを見るのにあきてしまい、別エリアでやっていた「消火器デモ」に興味津々でした。
そこではちゃんと火をつけて、それを消火器で消す・・ということをやっていたのです。
消防車のデモが終わるやいなやそっちに一目散。列に並んで、一人ずつやらせてもらいました。
最初は怖がって「やらない」と言っていた次男ですが、並んでほかの子どもたちや長男が勇ましく火を消しているのを見るうちにちょっとヤル気になってきました。
火をつけたあとに消防士が子どもに"Fire!"(火事だ!)と叫ばせるのですが、次男は誰よりも大声で叫んでみせ、周りの人たちはびっくりして笑っていました(ビデオは叫んだ直後からで、お兄さんの笑い声が聞こえています)。
また、”Safe House"というのもあって、トレーラーに2階建ての家の様子が再現されていて、夜中に起きたときに部屋に煙が充満していたらどうやって逃げるか?ということを体験できるものもありました。
2階の部分にのぼってみると、子ども部屋が再現されています。ボタンをおすと上のほうについている通気口から煙がもくもくと・・・・
子どもたちは驚いて私たちにしがみつきますが、すかさず
「煙は上にのぼるので、出来るだけ低い姿勢で移動する」
「ドアにはまず触ってみる。ドアがもう熱かったら開けずに別の経路を考える」など、ジェスチャーつきで説明が入ります。
ご丁寧に窓からはしごでおりられるようにセッティングしてあって、下で待機しているかっこいいファイヤーファイターズ(消防団員)が助けてくれました。
この年頃の子どもたちにとってはヒーローですよね。
この後も子どもたちは、外においてあった本物の消防車に上ったり降りたり、鐘をならしたりして、ご満悦の様子でした。