日本での国際結婚では幸せになれない?海外の反応 | 「成功する国際結婚の秘訣」ブログ

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「日本での国際結婚では幸せになれない」という、外国人(主にアメリカ人でしょうか)によるネット上の会話を見かけました。

トピックを立てた人は
「日本で長期間結婚が続いた人、居るかな? 俺の友人はリストラされたんだが、彼の妻が子供を連れて逃げたんだ。彼は今、2LDKのアパートで躓いてるよ。」とのコメント。

これに反応して、

もう結婚して12年だけど、妻を完全に信用してるよ。
俺が大事だと思ったことを書いて置く。

1.日本語が完璧であること。問題なく会話ができる事。
2.家族の両親と仲良くなること。俺は彼女の実家で住んでるし、両親から反発も食らわなかった。
3.住む場所を二人で決める事。彼女はアメリカに行った事がないし、俺もアメリカに帰るつもりはない。
4.お互いを信用していること。両者の趣味を認め合うこと。
  彼女のガーデニングを、俺は心から支えたいと思ってる。


アメリカ人男性と日本人妻というケースですね。彼女の実家で住むというあたりも、家族とうまくやっているからこそハッピーな生活ですが、ここでうまく行かなければ相当なストレスになるでしょう。

その後、話題は(なぜか)ガーデニングというテーマに流れるのですが、あとのほうで「日本での国際結婚が難しいんだな」というコメントが。

これは、外国人(主に男性)からの見方なので、当然といえば当然かもしれませんね。やはり自分の国でないところに住んでいる人のほうが、自分が慣れ親しんできた文化や生活習慣とのさまざまな違いにさらされ、悩むことも多くなるわけですから。

逆に言うと「日本が好きで好きでついに住んでしまった」・「長年日本に住んでいるうちに妻となる相手と出会った」・「日本語もかなり話せるし、日本文化にもなじんでいる」という外国人男性と結婚している日本人女性はけっこう満足度の高い結婚生活を送っているのでは?という仮説が成り立ちます。

このイメージを強くしているのは、映画にもなったコミック・エッセーの「ダーリンは外国人」かもしれませんね。
特にだんなさんが穏やかなタイプで理解があり、割と奥さんに好きなようにさせるような人だったらなおさらです。

これをそのまま立場を入れ替えてみれば、日本人にとっては、日本での国際結婚よりも外国での国際結婚のほうが難しい・・・ということになります。これも、ある意味「それもそうか」という気もしますね。

もちろん、日本よりも外国が性にあっているという日本人もたくさんいますから、人それぞれなのはもちろんですが、うまくいかなかったときに起こり得ることを考えると、やはり日本人が結婚して外国に行ったときのリスクのほうが高いのは事実ではないでしょうか。