アメリカでは、日本の小学校1年生にあたる学年の1年前から義務教育が始まり、この最初の学年のことを「キンダー」と言います。
今年7月で5歳になった長男は9月からキンダーに通い始めました。次男は先月4歳になったばかりで、今年までの規定であれば、来年9月からキンダーに行けることになっていました。日本でいう「年子」ですよね。
でも、カリフォルニア州で「キンダーに入学できるのは、毎年9月1日当日かそれ以前の日に5歳になっている子どもになるように変更しよう」という法律が通ったため、来年から3年間かけてこの「X月X日までに5歳になっていること」という区切りの日にちが前倒しに動くことになりました。
今年は12月2日までに5歳になっていればキンダーに入学できたのです(*親の判断で、誕生日が遅めの子どものキンダー入学を1年遅らせることもできます。詳細はこちらの記事をご覧ください)が、来年の場合は11月1日までに5歳になっている子どもに限られてきます。
つまり11月生まれ(正確には11月2日から12月2日生まれの子ども)はこの変更のあおりを受ける最初のグループになるわけです。
州の法律では、このグループの子どもたちに、キンダーよりもさらに1年前の「トランジション」というプログラムをオファーするようにという項目も含まれており、私たちの属する教育区(San Diego Unified School District)では、現在、どの学校がそのプログラムを設置するのかが決められている最中だそうです。
次男はキンダーに行くのをとても楽しみにしていたので、来年9月からはキンダーにはまだ行けないらしいと知って(私は)がっかりしていましたが、先日この「トランジション」のプログラムについて正確な情報を得ることができたので、ちょっとほっとしています。
どの学校に行けるのかわかるのはおそらく1月以降になるので、まだしばらくは待たなければなりませんが、現在行っているプレスクールや幼稚園は来年の夏で卒業することになりそうです。