泪の色 | きみと過ごす125日

きみと過ごす125日

主に自作の詩を書いています。



目に雫がこぼれ落ちて
水彩絵の具で
塗り重ねられたような
風景になった

きみの後ろ姿も滲んで
少しずつ見えなくなってゆく

鮮やかなオレンジの夕陽と
無数のビルの影が
混ざり合う

東の空の紫が
夜の訪れを知らせる