星空のドライブ | きみと過ごす125日

きみと過ごす125日

主に自作の詩を書いています。



「夜景が見たい」なんて
きみが言ったから

車走らせ小一時間

レンタカーの新車の匂いと
きみの匂いが混じった車内


ぼくたちはいま山の上の駐車場


頭上には星々が瞬いて
ぼくらに居場所を伝えてる


窓を開けて白い息を吐きながら
ペテルギウスとシリウスと
ふたりが名前を忘れた星を探した