「バッケンレコードを超えて」を見て・・・
楽しみにしていた「バッケンレコードを超えて」を見ました涙が止まらず胸があつくなりました!元々はスキージャンプの金子祐介さんとその奥様ひとみさんのドキュメントの放送から始まりました。金子祐介さんというスキージャンパーの選手がいました。練習中の事故で生死の境をさまようほどのけがをしながら、選手として復活を果たした。事故後、記憶をなくし、自分がジャンパーだったことも忘れてしまった金子さんをよみがえらせたのは、妻のひとみさんの献身的な支えだった。バッケンレコードとはジャンプ台最長不倒記録のこと。金子さんはかつて、札幌五輪(1972年)で使われた大倉山ジャンプ競技場のバッケンレコード保持者だった。トリノ五輪(06年)での活躍が期待されたが、五輪開催前年の海外合宿で、空中でスキー板がはずれ、顔面から墜落する事故に見舞われた。意識不明のまま日本へ搬送され、一命をとりとめたものの記憶を失ってしまう。 自分の名前すら思い出せない金子さんを支えたのは、後に妻となるひとみさんだった。その献身的な支えによって、金子さんは翌シーズンに奇跡の復活を果たした。だが、その後の2人に大きな波が押し寄せる。結婚と同時期に判明したひとみさんの病、そして金子さんの引退……。 金子さんの復活劇を取材していた北海道文化放送は、その軌跡をまとめたドキュメンタリーを08年に制作。ひとみさんが記録していたビデオ映像を主体に、金子選手の妹がナレーションを務めた番組は、フジテレビ系列制作の優れた作品を表彰する第17回FNSドキュメンタリー大賞に輝いた。タイトルは「バッケンレコードを越えて」だった。そのドキュメントをもとにしたアナザーストーリーのドラマが今回の「バッケンレコードを超えて」です。私は知り合いやお友達にこのドラマの番宣をするためにいろいろと検索をしていたところ金子さんのブログにたどり着いた。金子さんのブログそこで私はショックをうけた。奥様のひとみさんが昨年5月に37歳という若さで亡くなられていたのです。ドキュメントの最後の方ではひとみさんは、金子さんと遠く離れたところで療養しながら病と闘い続けていたのでした。金子さんは「ひとみと少しだけ離れてから、8ヶ月が経ちました。突然襲い掛かってくる悲しみがたまにありますが、今までにないことに挑戦すると、たくさんの発見や楽しいことがあります。」と言いながら常に前向きで頑張られております。「どこまでも諦めません」この言葉はひとみさんが常に大切にしていた思いであり、ひとみさんの生きる姿勢を象徴しているようです。と家族の方が作ったウェブサイトに書かれておりました。ひとみさんの病気はドラマのはるかの「拡張型心筋症」ではありませんでしたが、人を思いやる心や二人の愛の深さなど、ドラマのストーリーはほとんどそのままの内容と言っても良いくらいに、素晴らしいものでした。私はこんな素敵なドラマとそしてひとみさんという素敵な女性の生きる道と出会うことが出来て、嬉しかったです。でも生前のひとみさんに会ってみたかったなぁ!ひとみさんのご冥福を心よりお祈りさせていただきます。