3年分笑った　その②

翌日は遅めの出発で昼12：00発のJRバス

上州湯めぐり号に乗り込む

一泊の草津温泉。。。

友人と３人で会話も弾む。

アタシも含めて九州の雲仙や別府など湯けむりの本格的な温泉地に

行き慣れているので、やはり日本三名泉のひとつ、草津温泉には

行きたかった！

バスターミナルからホテル間の僅か５分間でもバスガイドに

なりたがる、アタシ達。。。バスの運転手から、座らないと

出発出来ないと言われそれでも、

「皆様、本日はようこそ草津へお越し頂き誠にありがとうございます！」

と、バスガイドに成りきる！

　　　　　

チェックインも済ませ、大騒ぎしながら、部屋でまず煎茶をすすりながら

お決まりの茶菓子を頂く。。。

今夜の計画を練りながら、何だか楽しい夜になりそうだ！

まずは夕食。。。和懐石料理に舌鼓。。。

食前酒で乾杯～酔っぱらった～

さてと、まずは夜の散策へ。。。

雪もちらついていたので浴衣と丹前では風邪ひくじゃろ？ということで

上は普通にコート着て普段着で湯畑へ。。。

源泉が流れる湯畑、湯けむりもお土産屋さんもウキウキする。

お決まり顔ハメ看板も健在！

さてと、無料の公衆浴場めぐりと参りますか！！

ここで興奮状態になり、はしゃぐアタシ。。。

【床が滑りやすいのでお気をつけください】の注意書きも目に入らず、

すってーん！派手に転んだ。

頭と顔をかばったので肋骨と手首で身体を支える。

見事なポーズだと自分で思った。

あ～気持ちいい～

ほの暗い感じがまた温もりを感じる。

ちょっと幽霊にもなってみた。

次に向かう湯めぐりはいずれも徒歩３分。。。

えーい！しゃらくせー！

上は普通にコートを羽おり下はバスタオル腰に巻いての移動となる。

女おわた。。。。

僅か１時間で3つの湯めぐりをし、最終送迎バスでホテルに戻る。

残念なことに、館内工事中で草津名物湯もみショーが

見られなかったことと、湯もみ体験も中止中だった。

ならば、自分らで体験しようと、客室内にあった靴べら、

１００均傘に孫の手を湯板がわりにあの草津節を歌ってみた。

これは、ほんのリハーサル。。。

本番はやっぱり大浴場でやるしかないだろう？

ということで、大浴場へと向かった。

他の泊り客も寝静まったであろう真夜中の0：00過ぎ、

３人の声は大浴場で響き渡った。。。

ふざけた友人がアタシを湯船に突き落とす。。。

それを待ってましたとばかりに落ちるアタシらは、もはやドリフのようだった。

部屋に戻り、お菓子と煎茶をすすりながら、なんじゃかんじゃと、会話

が続く。。。お肌のお手入れパックしたりお湯の効能に感心したりと。。。

そんな中でもやはり、ビデオカメラは回る。

夜も更けてきた。

さぁ、寝るかね。。。

３つ敷かれた布団に誰が寝るかのジャンケン大会！

それぞれに、布団に入ったが、アタシが一番最初に寝てしまったようだった。

爆睡した。

朝起きてカーテン開けたら外は雪が積もっていた。

ホテルマンが熱いお湯をポットに入れて持ってきたので

「ここは一晩中、女の人の泣き声がするんですね。。。」

と言ったらびびっていていた。

冗談だと解り、腰を抜かしそうになった従業員をからかうのもまた楽し。

さてと、朝食も済ませたし、お土産でも買いに行くか。。。