ビーチサッカー World cup | 永井秀樹ブログ『Wander of This Life』 Powered by Ameba

ビーチサッカー World cup

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先日、タヒチにて行われたビーチsoccerワールドカップに出場した日本代表“ラモスJapan”。

予選リーグの激戦を制し、見事予選突破しベスト8進出。
ベスト4を懸けての王者ブラジル代表戦においても、日の丸のプライド、ラモス魂を胸に堂々と戦い3-4の惜敗。
まさに“砂の上の侍達”が素晴らしき戦いを見せてくれた。

そして何より日本代表チームを率いたラモス監督。
予選リーグの戦いに於いても一切の妥協を許さず予選突破を決めた勝利の後でもmeetingで激怒だったという。
結果勝利至上主義の人間が多い中で本当の勝負の厳しさを知り尽くすラモス監督ならではの行動、采配。
現役時代から、例え勝っても内容が酷く勝利と内容が伴ってないと激怒していたラモス会長。
これほどまでに勝負に拘り本物のプロ意識を持った人を後にも先にも見た事がない。
目先の勝利に浮かれ勝ち負けで一喜一憂しても何の意味も無いことを誰よりも理解し、最終的に“結果”を出せなければ全く意味が無いことを理解されてる。

そして“結果”を出した、もしくはとことん徹底的にヤり尽くした後は最大限に選手を誉め称え、最大級の賛辞を贈る。基本ベースとして選手へのリスペクトがあり、思い遣りがある。
今回のワールドカップに於いてもブラジル代表戦に惜敗した後には「彼らの事を誇りに思う。素晴らしい選手達の戦いに感謝したい」とのコメントを残されていた。

義理人情に厚く、仲間、選手を大切にするラモス監督。口先だけでない“本気の想い”を選手も感じるが故に、いざ試合になるとラモス監督の為にと恩返しの気持ちで皆ピッチに立つ。

最高の求心力、そして抜群のコミュニケーション能力。
今回で改めて、ビーチsoccer日本代表“ラモスJapan”ラモス監督の偉大なる力が証明された。

また、決してメジャー競技とは言えないビーチsoccerが、ラモス監督の知名度、力にて全国区のスポーツNEWSで連日取り上げられていた。
このあたりも素晴らしい事だと改めて思う。
今回のNEWSを見てビーチsoccerに興味を持った人間も必ずいるし、興味を持ったプレイヤーが必ず出てくる筈だ。

とにもかくにも素晴らしき戦いを見せてくれた砂の上の侍達“ラモスJapan”に心からの拍手を贈らせて頂きたい。
『世界ベスト8』、立派な誇り高き成績だ。


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(写真はワールドカップ前の沖縄合宿訪問時でのラモス監督と琉球の皆とのショット。ラモス監督に激励頂き喜ぶ琉球の皆の笑顔が印象的だ)