皆さんこんにちは、遠野なぎこです
めちゃくちゃ久しぶりに連投更新
今日はね、ロケお休みなのよ~。マネージャーの子に『車で観光行こう!』って言って滞在ホテル周辺を調べてもらったところ…ヒィィィッ~見事に何にもないぃっ~
ATMでお金をおろしたかったのに、ATMつきのコンビニすら皆無…。
私はお酒買いたいし、マネージャーの子にご飯食べさせてあげなきゃいけないし…唯一あった、車でなら行けるコンビニチックなとこに行ってみたのよ。
んだけど、品揃えが…シュール過ぎるでねぇの( ̄□ ̄;)
『まぁ、なんかアレだけど…とりあえず何でも買ってあげるから選んで持って来なさいな』と言ったものの…私の元に戻って来た彼女の手には、まさかのカップラーメンただ一つ
私の意思で彼女にひもじい思いをさせてるわけじゃないのよ(涙)
本当に何も無いのよ…食事処も無いのよ。
いや、嘘…車で走ると、あるにはあるんだけど何処もかしこも開店の気配ゼロなのよ(´Д`;)
ただね、困ったとこばかりではない!!
景色は超良いっ
山は雪景色で美しく彩られ、紅葉の始まった木々と純白の雪の素晴らしさったらもぉ…うっとり
とりあえず明日までは、東京では決して味わえないこの圧倒的な雪景色に癒されよう
明日はこちらでドラマロケをして、そのままバラエティ番組の収録が夜中まであります!!
キャッ~!売れっ子みた~い!!
売れっ子なぎちゃんみた~い
お仕事を戴けるのは、本っっ当に幸せな事です!!
感謝の気持ちをいつも胸に、明日も精一杯頑張りまぁ~す
みんな~!乾燥に注意して、風邪に気をつけるんだよ~
さて!今日はハイテンションで始まってみましたが、そろそろお悩みメッセージいってみましょ~か
☆なぎこさん、初めまして。
私は17歳の高校生です。
摂食障害、母親との確執、世間的にはあまり知られていない精神疾患も患っている者です。
なぎこさんは現在お母さんと会っていますか?まだ憎いままですか?和解はしますか?
私は親の事でストレスが溜まるとつい自傷行為をしてしまいます。
リストカット、アームカットを繰り返し…既に腕は傷跡だらけです。
やめたいのにやめられない。苦しい。
お母さんとの現在の関係を教えてください。そして、どんな方法で自傷行為をやめられたのか教えてください。
何故私達は自傷行為をやめられないのでしょうか?
☆………☆………☆………☆………☆
※早速お答えしていきますが…今日は自傷行為の事を中心に、母と娘の確執について赤裸々に回答させて頂くつもりです。
自傷行為について批判的な気持ちをお持ちの方、ショックを受けられる可能性のある方はこの先を読み進めないで頂いた方が良いかと思います。
ご自身で慎重にご判断をお願い致します。
☆………☆………☆………☆………☆
★初めまして、こんにちは!メッセージありがとうございます!
母との関係について…現在も変わらず連絡は取り合っていません。
今後取ろうという気持ちも、今のところ一切ありません。
だからと言って、恨んでも憎んでもいないんです。
私を摂食障害を始めとする、逃れられない心の病へと導いた事実は決して許していませんが…。
完治するまで許す事はないでしょう。
でもね、前回の記事でもお話をした通り…私ね最近少しずつ変化してきているんです。
変化というと、ちょっぴり大袈裟かな
『変わりたい』って思うようになったの。
『人生を諦めたくない』『私も幸せを感じてみたい』って。
これは、皆さんとの絆や私の周りの人の言葉や支えのお陰です。
あのね、先日夢を見たんです。
昔、毎晩のように見続けていた“母が出てくる夢”。
母は他の弟妹達を自分の背後に置いて、私に対峙して汚い言葉を吐き続けるの。
見慣れた実際の昔の光景。
母にだけは逆らえない。
泣いても泣いても許してもらえない。
汚い言葉を浴びせられてる理由も全く分からない。
ただひたすらに耐えて、ただひたすらに謝る事しか出来ない。
幼少期から数年前まで続いた自分の姿がそこにはありました。
朝目覚めてからの気持ちの落ち込みようは本当に酷かった…毎晩毎晩そんな夢を見て。
今だから打ち明けられますが、心が疲れ果てて休みの日は朝からお酒を浴びるように呑んでた日もありました。
後で聞いてみると友人なんかと電話で話したりもしていたようなのですが、丸一日の記憶が完全に飛んでしまう日も何度かありました。
イギリスロケに発つほんの少し前までです。
酔って、ワケが分からなくなってスーパーへ買い出しに行って…帰って過食嘔吐をして、また呑んで酔って転びそうになりながらスーパーへ行っての繰り返し。
その時期、自分の精神状態に全く自信が持てなくなっていました。
仕事の時だけはスイッチが切り替わるので、正気で居られたのが唯一の救いだったけど。
…皆さんには隠し事をしたくないから正直に言うね。
…私ね、10年ぶりくらいに腕を傷つけてしまいました。
タイトルに書いた、“アームカット”です。
ずっとずっとやめられていたのに、卒業出来たと信じきっていたのに…自分自身、とてもショックでした。
今でも信じたくない。
傷跡が目に入る度に、情けなくて悔しくて恥ずかしくて…頭を掻き毟りたくなります。
現在はまだ痛みはあるものの、傷自体はきちんと塞がっています。
病院に行って縫わなきゃいけなかったんだろうけど、過去の経験からも…呆れられたり叱られたりするのが怖くて結局行く勇気が持てませんでした。
皆さんには…
“勇気を出して受診して!”
“心の闇は恥ずかしい事じゃないし病院は怖い所じゃないんだよ!”
…なんて偉そうに言いながら、叱られるのが怖いなんて思ってしまった自分が本当に恥ずかしいです。
カミソリで腕を傷つける行為は、必ずしも自殺願望と繋がるとは限りません。
今回の私の場合もそうです。
悪夢を見始めて数日経った辺りから、自分の中でフッと何かが切れたんです。
“私は誰にも必要とされていないんだ”…“母親への想い、苦しみに取り憑かれて一生を終えるんだ”と、自分で自分を追い詰めて。
母が亡くなればこの苦しみから逃れられるのかな…あ、亡くなったらお葬式に行かなきゃいけない。
母との確執をテレビで赤裸々に話し、自伝まで出した私を親不孝者と親戚中に責められるのだろうか。
もぉ…考えれば考える程、頭の中の渦が激しく回り出して感情の湧き出すままになりふり構わず叫び出したくなって。
毎日毎日、小さな子供のように大声で泣き続けて。
呑んで、過食して、吐いて、悪夢を見て、泣いて、叫んで、腕を傷つけて。
…ホント、キツかった。
そんな中で、今回も友人達の優しい言葉に沢山支えられたのです。
『朝から呑んじゃったっていいじゃん!よっしゃ!一緒に呑んじゃおーぜ』
『私の目の前で吐いたって私は大丈夫だよ、一緒に呑みに出掛けても過食嘔吐のスイッチが入ったら正直に言って。いつでも一緒に帰るから大丈夫だよ』
『お母さんのお葬式には行かなくていいと思うよ。悪夢かぁ…そっか、“夢”で良かったね』
『うわぁ、随分スッパーンといったなぁ~っ!怖いもの見たさでじっくり見ちゃうわよ!(°_°)本当は病院で縫ってもらった方がいいと思うけど…どうしても行くのが無理なら、○○薬局で○○っていうバンドエイド貼りなね』
…私の狂った行為を、一つも否定しないでくれたの。
…全て無条件に肯定してくれたの。
泣きながら笑っちゃった。
こんな優しさに触れ…私が自分を傷つける事で、周りの人をも傷つけてるんだって改めて知った。
その日から自傷衝動は止まってる。
過食嘔吐も目立って良くなった訳じゃないけど、一番キツかった時期よりは少しだけど落ち着いている。
私達の病気は目に見えるものではないから、完治の確約がない。
それくらい、母親を始めとする“家族との確執”や“心の病”は本当に根深いの。
だからこそ、前進したり後退してしまう自分を自分が許してあげなくちゃいけないんだよね。
私も一緒。
あなただけじゃない。
私達はもしかしたら、誰かに自分を許して欲しくて苦しみもがいているのかもしれない。
でも、それはきっと違うんだ。
自分を許してあげられるのは“自分自身”だけなんだ。
ねぇ、あなたも私も自分を許してあげるところから始めてみようよ。
そこから必ず何かが始まるはず。
…あとね、一つだけお願い。
こんな事を言ったら、自傷行為を薦めているようで批判する人もいるかもしれない。
でも、少なくとも自傷経験がある私だからこそあなたに伝えたい。
今あなたは“自傷行為をしているから”なんとか自分を保っていられる。
要するに自傷に依存をしている訳よね。
そんなあなたを、私は否定しません。
…否定なんか、できません。
それはあなたが必死に“生きよう”として、罪悪感に苛まれながらも行ってしまう行為なのだから。
ただね、お願いだから後遺症が残るような傷つけ方だけはしないでください。
それだけは将来後悔しても遅いから。
生々しい話であるけど、これは現実の問題だからね。
神経まで傷つけてしまったら未来の幸せの幅を狭めてしまうかもしれないの。
世の中には身体的な障害を持っていらっしゃる方、計り知れない様々な困難と闘っていらっしゃる方が沢山います。
そんな姿を拝見する度に本当に立派だと、心から思います。勇気を頂く事も沢山あります。
でも、私達は…自分で自分の身体を傷つけている。
その行為自体は決して褒められた事じゃないんです。
今“この瞬間”、あなたや私が生きる為に必要だというだけ。
本当はやめられるなら、やめた方がいいに決まってる。
傷痕があるというだけで、世の中の目は変わります。
現実の目の厳しさを、私も嫌という程知っています。
でもね、傷痕で済む内は…厳しい言い方をすれば“自己責任”。
自分の歩いて来た道だから、受け入れる他ない。
だけど、万が一後遺症が残ってしまったら…あなたは今度こそ自分を許せなくなってしまうと思う。
未来の旦那さんに寄り添いたい時、愛おしい我が子を胸に抱きたい時…あなたの人生のあらゆる大切な場面で、取り返しのつかない後悔をすると思う。
こんな、ヘンテコなアドバイス…常識的に考えたら、正気な発言ではない事は分かってる。
でも、これは道徳の授業なんかじゃなくリアルに時が流れている私達の『現実』なのだから。
どうかお願いします。
“今のあなた”の全ては否定しないから…“未来のあなた”にも幸せな人生の可能性を与えてあげて。
未来のあなたにも生きる権利を与えてあげて。
私からのお願いはそれだけです。
いつでもここにおいでね!
なぎ姉ちゃんはいつでもここに居るからね
なぎこ
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りください。
全てのお悩みにお答えすることはできないかもしれません。
それでも、なるべく沢山のお悩みにお答えしていければと思いますので宜しくお
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