クリエイティ部活動 in 下関&関門海峡~源平night in 赤間神宮~ | 紙芝居師なっちゃんの『勝手にご当地紙芝居TOUR in 47都道府県』進行中

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「古事記」「日本書紀」や仏様などをモチーフにしている、日本唯一の『カミサマ紙芝居師・ご当地紙芝居師。
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さて。クリエイティ部活動 in 下関、大きな目的のひとつは、
この日の夜のイベント。
ライトアップされた赤間神宮水天門。
毎年10月の土曜日にここの境内大階段を舞台に開催される
『源平night in 赤間神宮』を観に来たのです!


これですこれ。
これは土曜日しか観られませんからね。
紙芝居のお仕事なかったから来られたわけですね。


開演は20時。一時間前に来て席取りましたが
既に人がいっぱーい。
本殿へと続く大階段が舞台。ここで、
下関の歴史を演劇とミュージカルで演じられるんです。
しかも市民の手によって。
どんなステージなのでしょう。ワクワク(o^^o)


始まりました~あまり写真撮らないようにしてたんで、
これくらいですが。
様になってます。


白い柱みたいなのは、ベールを被った舞妓さんです。


壇ノ浦の戦い後、生き残った平家のの女官は、
平家の血を絶やさず守るため、
身を隠して、遊女になってしまいます。
これもまた、平家一門の悲しい歴史です(;_;)
あかんかったー。胸が張り裂けそうやった。


クライマックス。かっこいいー。
平家の話意外にも、
巌流島の戦い、耳なし芳一の怪談、高杉晋作たちの雄姿が
ミュージカルとダンスで披露されていました。


出演者の皆さんは、この大階段を舞台に
よくがんばってると思いました。
思った以上のqualityの高さにビックリ。

芝居畑にいたもんだから
ついつい演出とか芝居とか所作に
目がいってしまう
ヒネクレ者ですΣ\( ̄д ̄;)

演出は多分、地元の有名な役者さんか
市民ミュージカルの
専属演出家あたりでしょうか。

プロの舞台ではないものの、
これだけ見せられたら
文句ないですね。いいステージだった!

何より“愛"を感じました。
下関の歴史、平家一門たちへの愛。
平家への、時代を越えた追悼。
DNAレベルでそこに存在するんだろうね、
下関の人達にとって。
そんな温かいステージでした。

古事記紙芝居をホールで
ステージで魅せたい私。
『源平night in 赤間神宮』勉強になりました。
まずは作品も、歴史も、
人物も、まるごと愛する事。
大事な事を改めて教えてもらいました。

赤間神宮から見える、関門海峡の夜景。




平家が、義経が、
武蔵が、小次郎が、
晋作が、龍馬が、
この海峡に夢をかけた。


クリエイティ部活動 in 下関
今回の目的は次回投稿に続く。