今朝、TBSテレビの「王様のブランチ」のBOOKナビのコーナーで松田哲夫さんが筑摩書房の西加奈子著の『通天閣』を取り上げて紹介していました。良い本だと思います。

もう、10年近く番組の一つのコーナーを担当していると見えない力関係が生まれてきます。彼の紹介によって本の売れ行きが左右されることが実証されればなおさらです。

先日、日本テレビの「さんまの空騒ぎ」のメンバーだったタレントさんと話す機会がありました。番組に出演した話をそのタレントさんが自分のブログに書いたら日テレ側から消すようにと圧力があったそうです。

確かに局のホームページの「さんまの空騒ぎ」の番組ホームページのメンバー一人ひとりの写真には著作権のクレジットが付いています。

番組の視聴率が高い数字で安定すると、番組が無名タレントの登竜門になっているということでしょう。

そうなってくると、視聴者には見えないところで、マッチポンプやタウンミーティングのしくみが生まれてくることは避けられません。

このしくみはCMではなくプロモーションに近いしくみです。