今朝、8チャンで「ボクらの時代」という番組を観ました。30分間、ゲスト3人(竹中平蔵、谷村新「司、片岡仁左衛門)のみで、MCなしのフリートーク。どうやらスタジオではなくて、どこかのお好み焼きのカウンターに座っての収録です。ついにテレビもやりはじめたかという感じでした。
先日、亡くなられた植木等さんが活躍された昭和30年代は、テレビはスタジオで、舞台のようにセットをつくってナマで放送するものでした。しかし、テレビ東京がバブルの頃、「旅」番組をやりはじめて各社「旅」番組を積極的にはじめました。
セットがいらない。編集ができる。有名な芸能人でなくても大丈夫など、ドラマに比べると制作費が格段にかからないわけです。
朝の「ボクらの時代」は、その「旅」番組より、制作費は要らない。それどころか、音声だけをラジオで流しても使えるテレビ・ラジオ両用番組なのです。
これは、また、各社追随すること間違いなしです。
MCの人たちはさらなるプロとしての生き方を求められる厳しい時代に入ります。
活きがよければ素人の刺身も食べれるのと同じで、今後は、焼き物や煮物ではなく刺身の番組がヒットすること間違いなし。