才能というと素晴らしいイメージがあります。しかし、それは正しく活かされてはじめて素晴らしいといえるのです。虚言癖が活かされれば政治家として大成するかもしれません。妄想癖が活かされれば人気推理作家になれるかもしれません。また、ストーカー癖が活かされれば敏腕刑事として出世するかもしれません。
何でこんなことを思ったかと申しますと、ミートホープの田中社長のメモをもとに料理専門家が再現しているのをテレビでやっていて、料理専門家でもほとんど区別がつかないほど見事なひき肉だった。ウソつくのはよくないけども、安い肉で牛肉ミンチと同じ味を作り上げる技術は確かなようです。
出来上がった牛肉(?)ミンチが安全であれば、あの技術を飢餓に苦しむアジアやアフリカの国へ行き活かしてほしい。社長の技術をもって世界に貢献することで罪を贖って欲しい。食料がない、肉といっても牛や豚もいないが、食べて安全な鳥や動物の肉があれば、牛肉そっくりの肉が作れる技術は活かされる。牛とか豚とかいうから偽装になる。最初から、○○の肉が牛肉と同じ味にになりますといえば、世間から非難されるどころか感謝される。アメリカ産の牛肉を使用してますといって営業やっている牛丼チェーンと同じです。みんな覚悟の上で食べてます。