春風亭 小朝の師匠柳朝は8代目林家正蔵(後の林家彦六)の総領弟子。8代目の孫弟子に当たる。また、彦六にとっては2人目の孫弟子である。なお、彦六存命中に真打になった孫弟子は小朝だけである。
20年間連れ添った元シンガーソングライター・泰葉は林家三平の次女で、7代目林家正蔵の孫。そのため泰葉の弟のこぶ平といっ平は義弟である。林家一門の頂点に立つ「正蔵」はこぶ平が9代目襲名、そして「三平」までがいっ平の2代目襲名と先日発表された。
離婚会見は、林家側からの設定でおこなわれた。小朝は離婚会見の中で「これからも(いっ平の)三平襲名に向けて彼女と力を合わせて頑張る」との趣旨の発言を残しているが、しかし・・・・・・・。
小朝といえば、“天才”というのが私の印象だ。真打昇進。36人抜きで話題となり、この記録は未だ破られていない。抜いた中には兄弟子春風亭一朝ら、現落語協会幹部役員6人(うち常任理事4人)も含まれる。他にも、師匠柳朝の弟弟子林家九蔵(現三遊亭好楽)、林家上蔵(現3代目桂藤兵衛)よりも先に真打昇進となった。

アドリブや落語以外のところで有名なのとは違う。正真正銘の落語家だ。私はてっきり林家三平の次女・泰葉と結婚したときに、林家一門の頂点を極めることと思っていた。

長女の海老名みどりと結婚した峰竜太は浮気現場をキャッチされ、すったもんだの末に妻を伴って謝罪会見をするなどあったが、峰竜太が俳優だったから林家一族に留まっている。
テレビで世間に見せた離婚会見を額面通りに受け取る人はいないでしょう。母は強し!

小朝、あなたは天才だ!
新しい門出に乾杯!!

●こぶ平 → 林家正蔵(襲名)
●いっ平 → 林家三平(襲名予定)
●春風亭小朝 → ?