「年寄りは死ね!」と言わんばかりの「後期高齢者医療制度」。数の力と人気取りのパフォーマンスでまともな審議も尽くさないで法案を通したのは、いまだ人気のある小泉純一郎元首相と猪口邦子衆議院議員、片山さつき衆議院議員をはじめとする小泉チルドレン一座だ。

福田首相は制度の名前の“後期高齢者”を“長寿”に変更するくらいのアイデアくらいしか浮かばない(気の毒な方だ)。
対象者(被保険者)は、75歳以上の方と、65歳以上75歳未満で一定程度の障害の状態にあると広域連合の認定を受けた方(認定を受けた日から)。75歳以上と身体障害者の高齢者は一緒にされてしまった。
この制度で、あのメチャクチャな年金制度で支払われるわずかな年金から毎月7千円前後(地方公共団体によって違う)天引きされる。この天引きが取れない対象者には保険証が配布されなく、個人負担になる。(病気になったら不法就労の外国人と同じ扱いだ。)
こんな政治を許していいのだろか。家族の扶養家族でなくなる75歳以上のおじいさん、おばあさんは本当に不要家族になってしまった。
しっかり覚えとくからな、小泉純一郎。