題目が、ヒトの自然な生殖活動、、、などと言いながら、
内容がかなりずれてきました。

これまでのブログで「オスが浮気する理由」「メスが浮気する理由」を、
設定を原始時代あたりにして、動物としてのヒトという論点でお話しました。

では、オスが浮気しないように、メスが浮気しないように、、、
つまり、生まれてくる子供がほぼ確実にそのカップルの子供であるようにするには、
どのようにすればよいのでしょうか。

それが「巣(家)」を作ることです。

オスは、メスが妊娠した時にその子供が自分の子供であるという確証が欲しいがために、メスを巣に囲います。つまりメスの外界との接触を減らそうとするわけです。特に他のオスとの接触を減らそうとします。

それを実現するために、オスは自分がせっせせっせと食べ物を巣に運びます。
マイホームパパ型のオスの誕生です。

多分、、、ですが、私達の生活形態もこのようにして出来上がったのではないかと思います。

ところが種によっては、オスは時々他の巣に行って、メスと交尾をします。

自分のつがいを巣に閉じ込めておいて、自分は勝手な振る舞いをしてしまうのです。

が、因果応報とはこの事。

オスが他の巣へ行って、他のメスと交尾をしている間に、
実は自分のつがいのメスに、他のオスと接触するスキを与えてしまうのです。
いわゆるダブル不倫です。

こうしてある種の鳥は、生まれてきたヒナの5匹に1匹は父親が違うといわれています。

さて人間社会はどうでしょう。
芸能界ではよく様々なゴシップ記事がでますね。
でも、ヒトの生殖活動は、太古の昔から様々な経験を経て蓄積された
「子孫を残すための戦略」であると言えます。

一夫一妻制という法律の枠をはめても、なかなかどうして男も女もそれに従わないのは、
その部分のプログラムが活発に活動を開始してしまうのでしょう。

他にもいろいろな話がありますが、そろそろ下世話な考察はこの辺りで終わりにしましょう。