第12回(12/20放送分)

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パフィー愛のしるし

 

<鍼灸師の鍼灸師によるみんなのための健康娯楽番組「<ハリある暮らし!>」(第一回放送分使い回しも可)

 

John Lennon、オープニングは『Mother』(最初のベル削除)

 

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<「皆さん、こんばんは。」今日も京都御所の向かいKBS京都より、ハリある暮らし、始まります。>

 

「メインパーソナリティを務めます私は、鍼灸師歴35年の中村かずのりです。どうぞよろしくお願いします。ではまずおきまりになっている、はりきゅうの紹介をお願いします。」

 

<はい。鍼灸は、はりとおきゅうで、健康増進、疾病の回復を図る医療です。お薬も使わないので、副作用は殆どありません。この鍼灸の良さを知ってもらいたいのと同時に、正しい姿を広めたいという願いから、この番組をお送りしています。>

 

<みなさん「レッツトライはりきゅう」>(エコーかける・第一回放送分の使い回しも良い)

 

<今日の音楽は、ジョンレノンで、オープニングは『マザー』、挿入は『スタンドバイミー』、エンディングは『イマジン』です。>

 

「実は中学時代、親友の一人が、私の誕生日にジョンレノンのシングルレコードをプレゼントしてくれまして、それがこのマザーでした。この親友は、3年ほど前に胃がんで亡くなったのですが、その少し前に中学時代の仲間と飲んでいたので、よもやそんな事になるとは誰も気づいていなかったようです。そんな彼に哀悼の気持ちを込めて捧げるオープニングでした。」

 

<さて本日は妊活、その中で『鍼灸レーザー併用療法と着床』について中村先生にお話ししていただきます。>

 

「今日は妊活というより、もっと大きな枠で『病気にならないため』のお話をしたいと思います。

 

<でもとりあえず、まずは着床について、簡単に説明します。到着のちゃくに、ゆかと書いて、着床といいます。つまり受精卵が子宮の内膜にくっつくことを意味する医学用語です。受精卵が子宮の内側に接触すると、ここから受精卵と子宮の間に、様々な反応が起こります。それらが滞りなく進むと、妊娠が成立します。ですが、受精卵が子宮内膜に接着したとしても、必ずこの反応が進むわけではなく、また反応が進んだとしても、うまく妊娠できるわけではありません。前に足立病院の中山先生が『私は着床オタクです』とおっしゃっていましたが、子宮の中でおこるこの不可解な現象は、やはり未解明な部分がまだまだたくさんあるのです。>

 

「よく鍼灸が子宮の環境を整えて、妊娠しやすくするという表現を使う鍼灸師がいます。それはどういうことなのでしょうか。この部分の話は、付け焼き刃で説明できるほど、簡単な話ではありません。今から私が話す内容も、推論推察の域を出ないと思います。で、とりあえず医師向けの雑誌『産科と婦人科』に掲載された私の論文をわかりやすくお話しします。

 

まず着床は、まだまだ未解明な部分が多いのが現状です。妊娠は、本当に様々な現象の連鎖で起こります。鍼灸が妊娠しやすい子宮にすると言っても、それをどう説明するのでしょうか。」