皆様お久しぶりです。

 

 当院は1990年に開設し今年で32年、滋賀の分院は2012年に開設し今年で10周年を迎えています。京都の本院では今までに5000人以上が来院されています。年間平均すれば160〜170人程度の新規来院があるということになります。この前は、本院で日に4人、分院で日に3人の新患さん、なんていう日もありました。これだけお越しになっていると、実に様々な疾患の治療記録が存在することになります。そこで今後の治療に役立てようと、来院された方々のさまざまな記録を整理している最中です。近いうちにHP上でお知らせしたいと思います。

 

 さて京都の本院では14〜16日、滋賀の分院では15〜17日にお盆休みを頂きます。休み明けは4日間で90人が予約されていて、さらにキャンセル待ちが10人ほどおられます。もし治療希望の方がおられましたら、22日以降なら空きがありますので、お電話お待ちしております。

 

 ところで昨日、同業の友人が素敵な言葉を教えてくれました。

 

「ノブレスオブリージュ」

 

 これは「人の上に立つ者は、率先して義務を果たさねければならない」という意味です。いろんなことがあっても、命の危険すら伴っても逃げてはいけない、という意味らしいです。

 

 これはフランス語ですが、英語ならnobleは高貴な、obligeは義務付ける、という意味ですから、聞いただけである程度の想像はつきますね。

 

 このノブレスオブリージュを守れるかどうかで、信頼が深まるか、信頼を無くしてしまうか、分かれ道になるようです。

 

 そういえば先日より久々にお越しの90歳の男性の方。

 

「先生、前に来ていた時は元気がなかったけど、今の方が元気そうやな」と。

 

 そういえばその頃はそんなだったような気がします。メンタルも体調もズタボロだったような。乗り越えられたことに感謝します。

 

 この方、2、3年前にスペインへ一人旅されたそうな。すごい体力。今も、自転車で来られています。ピースボートで世界一周が夢だそうです。90歳にしてこの意欲。見習わないと。

 

 お盆は少しバイオリンを楽しみます。フェイスブックで私の拙い演奏をアップしていますので、よろしければどうぞ。