私が最初に教えてもらった四柱推命は、
季節を一切無視した
通変星と十二運、神殺、空亡占いでした。
でも、当時はそれが正しいと信じていましたし、
外れるのは私の勉強が足らないからだと思っていました。
命式を出して
身旺身弱の判断をする…ということは教えられましたが、
その判断基準は、
十二運の冠帯、建禄、帝旺があるかどうか
でした。
ちなみに、
私の命式には帝旺が2つあるので、
「奈々さんは強いわねえ」
と、当時の先生から言われていました。
さて、
四柱推命の大原則として、
日干の強さが過ぎれば力を落とし、
弱ければ強めることが重要となります。
そこで必要なのが[調候用神]です。
世間の四柱推命占い師の多くは、
この調候用神を表を用いて決めています。
たとえば、
日干が甲の場合、
春には庚、
夏には癸が必要…といった具合にです。
私もそう教えられて信じていました。
ですから、
私は夏の癸なので、
「奈々さんは庚が用神よ」
と言われていたのです。
しかしです。
先ほど申し上げたように、
日干が強ければ力を落とし、
弱ければ強めなければならないのに、
なぜ、
帝旺が2つもあって身旺と判断しながら、
印星である[庚]を用神にするのですか?
ホンマに、意味わかりませんよ。
本当の調候用神とは、
その季節において日干がどのような状態になっているのかを見て、
より良い状態にするために用いるものです。
そして、
調候用神を決めるために、
必ず身旺身弱を見極める必要があります。
身旺身弱は、
十二運などで決めるのではありません
帝旺がいっぱいあったってね、
身弱の命式なんてギョーサンありまっせ〜
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四柱推命1dayセミナー&占いコーナー
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