今回は、お引っ越し記事ではありません。
私は、統一教会を脱会して20年経ちますが、今でも連絡をくださる現役信者の方、綿貫さん(仮名)がいらっしゃいます。(現役時代は、私のアベル(※)でした。)
※アベル:統一教会では、自分より上の立場の人はそう呼びます。
綿貫さんから、共通の知り合いの現役信者のおもろい近況を聞いたこともあります。
おもろいと言っても、超太っていた人が久々に会ったら物凄く痩せていたとか、逆に超細かった人が物凄く太っていたとか・・・・そんな感じの話しです。
現役と話す私も変わってますが、拉致監禁で説得を受け、脱会した私と細々ながらでも連絡を取り続ける現役信者も珍しいです。
現役信者は拉致監禁で脱会した人にはキホン近づかないです。
自分も落とされる(脱会させられる)のが怖いのか・・・・
拉致監禁で信仰を守れなかった根性なしを軽蔑しているのか・・・etcetc
私の霊の親(※)は、私より5年ほど前に拉致監禁で脱会しました。
※霊の親:自分に統一教会を紹介した人を統一教会ではそう呼びます。
私は、教会から、霊の親に会わないように、連絡を取らないように、と言われてました。
何故かと言うと、霊の親から統一原理等の間違いを聞いて、惑わされることがないようにです。
(でも、私は時々電話していました。)
道端でバッタリ会ってしまった時に話すことはあっても、わざわざ連絡をとってまで話そうとする現役信者はいません。
そう言えば・・・・「ひっくり返ったら(脱会したら)、また引っくり返してあげる(教会に戻す)。」と言ったアベルもいましたが、結局は音沙汰なしでした。
殆どの現役信者が拉致監禁脱会者に対して冷たい中、今でも連絡くださる綿貫さんとは、細々とでもおつきあいを続けていきたいと思ってます。
でもですね・・・
今年の年賀状はムカムカしてしまいました。
何て書いてあったかって・・・
一部引用しますと・・・(引用部分青字)
〇〇さん(私)は、必ず戻ってくる方だと信じています。
(中略)
正しい道を見定めていきましょう。
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新年早々警察の捜査が入るような所が正しい道とは思えないのですが・・・
理解できないようなを繰り広げ、〇態としか思えない常軌を逸しすぎた行為を日常的に行っていた方をメシヤともお父様とも二度と呼びたくなのですが・・・・
(多分、ポ〇ノ小説として投稿しても、あまりにもアブノーマルすぎると没にされるでしょう。)
母と息子が敵対している家庭を真の家庭とはとても思えないのですが・・・・
純潔命と言いながら、不倫出産した方の説教は聞いても、反発しか生まれないと思うのですが・・
(さすがに、これは中止になりましたが・・・)
今の統一教会、どこをどう見ても、戻りたいとは爪の垢ほども思いません。
統一教会にのような問題がなく、例え統一原理が真実で、文氏がメシヤだとしても(100%あり得ないことですが)
私は、絶対に戻りません!
拉致監禁に対して、フォローを全くせず、「教会は正しい道だから戻っておいで」と言われても、無理な話しです。
私にとって、統一教会=拉致監禁の恐怖なのです。
他の拉致監禁被害者の経験に比べたら、ソフトな監禁だったかもしれませんけど、二度と味わいたくない恐怖なのです。
拉致監禁という恐怖を味わうことになった原因の一つに、統一教会公職者の不用意な発言があります。
不用意な発言とは、「統一教会は霊感商法をやってない。一部の信者が勝手にやった。」です。
(この発言は、当時のマスコミに対し、統一教会の常套文句でした。)
統一教会の公職者の不用意な言葉が拉致監禁の原因となったのに、謝罪の言葉一つありません。
精神的フォローも、拉致監禁が起こらない対策も全くないです。
それなのに、「戻って来ると信じてます。正しい道を見定めましょう。」と言われて、「はい、そうですか。」と戻れますか。
例え、統一教会に現在のような問題がなくても・・・・。
結局のところ、現役信者は上から目線で、何もわかってないのだなぁ~と思いました。
きっと、現役の頃の私もそうだったのでしょう。