「印象をアップするレッスン」が
ここしばらくはやっていますね。
「立ち振る舞い」「話し方」「ファッション」など切り口は様々。
(私の仕事もこの類いであります)
「話すときは相手の目を見る」とか
「あいずちはこんな風に打つ」
「こんなシチュエーションでは○○とほめましょう」
などなど、
たくさんのテクニックがある中で
忘れてほしくない事があります。
それは「相手に興味を持ったうえ」で取り入れるということ
テクニックだけに偏って
形はちゃんとできていたとしても、
本当は興味がないのに
「フリ」だけしていたとしたらかえって失礼です。
印象アップのレッスンで教えている内容は、
その人が抱いている「真剣さ」や「興味の度合い」を
「外に表す」方法です。
そう、あくまでも内側にある気持ちを
相手にわかるように伝える技術。
決してその場をうまく立ち回るための小手先の技ではないのです。
自分が相手に興味を抱き、尊重する気持ちがない限り
どんなに「印象アップ術」を学んでも
お面をかぶっているようなもの。
ただ「人に好かれたい」からと
「好印象」を与える態度をとるのはちょっと待ってほしいのです。
興味がなければ興味がないと示しても良いではありませんか。
無理なことは無理。
嫌な事は嫌だといえる人の方が、
何にでも相づちを打つ人よりも人間らしくて、
よっぽど魅力的。
まずは自分の気持ちがあってこそ。
目的と手段を取り違えないように。
自分の気持ちに素直な人こそ
最高の美人になれるのです。
オープリーズ つついなおこ