2014.6.22 Date fm 特別番組「Bright★A~AKIHIDE~」の文字起こしです。


Date fmってradikoでは聴けないから(LISMO WAVEでは聴ける)

結構聴けない方が多いのよね。。(´・ω・`)


せっかくの特別番組なので、がんばって文字起こししてみました。


なるべく、あきさんが話された通りに文字起こししています


あきさんは、DJさんが話されてる時にも「はぁい」とかたくさん相槌をうたれてて、

(「はい」じゃなくて「はぁい」なんですw分かるかなぁww)

それがたまらなく萌えで(*´д`*)


文字起こしの為に、番組を録音したMDを

「聴いては巻き戻し」と何度も何度も繰り返してたので

ここ数日、ずっと耳にあきさんの声が残ってて(///∇///)

耳がとても幸せでした♡



55分番組で、途中に曲やCMが流れたりするけど、

時間の半分以上はお話されてるはずなので、非常ーーーに長いですw


いや、ほんと、記事を2つか3つに分けようかと思ったくらいww


もうちょっと読みやすく、色分けするとかすればいいんだけど

ちょっと、もう、力尽きたので…(o゚艸゚o)

これでご勘弁をw


あと、所々ノイズが入ってどうしても聞き取れなかった所があります(ノд-。)

(「○○(聞き取れない)」と表記してあります)


完全ではないのだけど。。。


お暇な方は最後まで、ゆっくりどうぞw




DJ:井上崇さん(以降「D」)


Date fm スペシャルプログラム 「Bright★A~AKIHIDE~」


 ♪DVILE'S TRUMPET


DAIGO率いるBREAKERZのギタリストであり、コンポーザー、WEBデザインや、
アートワークのデザインなども手掛ける、マルチ・ミュージシャン“AKIHIDE”。

去年2013年からソロ活動をスタートさせ、2枚のアルバムを発表。
今年5月には、3rdアルバム「RAIN STORY」をリリース。


更に現在は全国ツアーを行っていて、今年も、精力的に活動を続けています。
今夜のこの時間は、最新アルバム、そしてツアーについてを中心に
様々な角度からお話を伺っていきたいと思います。


55分間、どうぞ最後までお付き合い下さいませ。



 ♪LIGHTNING QUARTZ



スペシャルプログラム「Bright★A~AKIHIDE~」


D それでは早速ご紹介しましょう。AKIHIDEさんです。こんばんは~
A こんばんは~
D よろしくお願いしまーす
A よろしくお願いしまーす


D えーご無沙汰しております、という。
A そうですね。BREAKERZでお邪魔致しまして。はいー
D そうです、BREAKERZで色々お話しを伺いまして。今日はおひとりでのご登場という。
A はいー


D 実は、年末12月にDAIGOさんも
A お!
D おひとりで登場いただきまして
A あ!ほんとですか?ありがとうございます。
D そうなんですよ。やっぱあれですかね?
A はい


D その3人で稼働してるのと、一人というのと、喋る量は3倍と?
A そうですねぇ(笑)あの、脳がカラカラになりますねぇ、笑

D でも喋ったりするのはそんなに、AKIHIDEさん自身は、得手不得手で言うと苦手ではない?
A そうですね、あのー面白いこととかはあんまり言えないタイプなんですけど、
  自分の作品に込めた思いとかを、話し出すと止まらないという、タイプにはなっちゃいますね


D そっか。BREAKERZで言うとそうですよね。残り2人がどっちかって言うと三の線を行くw
A そうですねw
D わりとキャラなんで。ね、二の線で行くというか
A 二の線というか、ちょっと真面目なやつだな、みたいなキャラでやってますねw


D しかも今回ですね、ツアー中にね、スタジオに寄って頂きまして
A いえいえ、はぁい。
D どうですか?ここまで手ごたえの方は、ツアー。
A そうですね、あのーー、ま、今までいろんなタイプのアルバムをリリースしてきて
  今作では、あのー、ジャズだったりですね、そういったジャンルの音楽も吸収してまして
  ライブのミュージシャンもですね、ま、今までとは違ってジャズだったり、
  そのセッションで頑張っている、若手の素敵なミュージシャンと一緒にやっているんで、
  もう1回1回のライブがアドリブ合戦なんで
D あ、そうなんだ


A ほんとに毎回違う形でみんなやり合うんですよ
D へーーー
A だからほんと、一晩限りの素敵なステージを毎回
D それぞれの、ミュージシャン魂に火がついてしまう感じのね
A そうなんです。はぁいー


D そこを極めている人ほど、そこに対する負けないぞという感じで仕掛けてくる
A そうなんですよ。仕掛け合ったり、逆に助け合ったりとかがあるんで、非常に楽しいライブになってますね
D あーそうですか。

D じゃあ、もう丸1年前になりますけど、最初のツアー、と比べるとまた全然具合が違うってことですか?
A そうですね。あの、Amberという作品をリリースした時のツアーはですね、やっぱりBREAKERZだったり
  今までのロックバンドの流れを汲んだ、まあ熱いライブ、のスタイルではあったんですけど、
  今回のRAIN MANツアーはですね、非常になんか大人の感じもあり、
  自分的にもあまり見た事のないようなスタイルで、ま、ちょっと刺激的な、ライブになってますね。

D うんうんうん。ま、たまたまだと思うんですけど、1stツアーの時も6月開催で今回も6月ということで
  梅雨真っ只中ということにはなっているんですけれども
  AKIHIDEさん的には雨ってのは、好きな方ですか?どうですか?
A あのーー、雨自体はですね、嫌いではないんですけど、特に寝れない夜とか、その窓の外から聴こえる、
  まあ、あのー、ポツポツというあのーBGM的な音を聴くと寝れたりするんで、非常に雨自体は好きですけど
  僕自身がですね、割りとライブとか雨が多いんですよぉ

D いわゆる雨男?
A そうなんですよ。そういう意味で言うと、ファンの方に申し訳なかったりするっていう気持ちは多少、はい。ありますね。
D あーー、足元悪い中、みたいな
A そうなんですよ。毎回言っているような気がして(苦笑)


D あ、そうですか。じゃあ、AKIHIDEさん、野外ライブにはあまり向かないですね(苦笑)
A あまり向かないでしょうね。
D 今屋内だからね、まだ全然それは、ねぇ
A そうですねぇ

D 6月ってのはたまたま作品のリリースとツアーのプランニングがたまたま6月でツアーっていう事のでの
  選んでと言うよりも、たまたまということで?
A そうですね。もう、たまたま決まってという形で。


D なんかこう、雨で過去にちょっとやっちまったなとか、雨のおかげで良かったなとか、なんかあります?
A あーーー。いや!あのーー。印象深かったのはちょっとまた同じ話にはなってしまうかもしれないんですけど
  ぜん、去年のツアーで、その、来るはずがないぐらいのおっきい台風がライブでピンポイントできたんですね
D え。

A ま、名古屋ではあったんですけど、その時に、グッズ販売ってのをライブの前、開演前にやるんですけど、
  そのお客さんが、その台風の風に吹かれながら、雨に打たれながら、こう並んでらっしゃる姿を見た時に
  すごく心が痛くなりまして、で、それで、今回も、まあ雨時期の、梅雨時期のツアーなんで、
  それは申し訳ないなと思ったんで、今回、傘をグッズで作って(笑)
D  笑
A 少しでもなんか楽になってもらえればなぁっていうのが。思い出深いというか。ちょっと○○(学ぶ?)ところですかね。


D そこが理由がどうかは定かではありませんけど、今回は、雨を、テーマに、アルバムをね
A いやっ、これはもう、その為に作りました!
D え?ホントですか!?

A ツアーが先に決まってたんですね。で、その時に、じゃあどうしようかなって思った時に
  梅雨時期なんで、雨は絶対降るし、雨男っていう噂もあるんで、
  だったらあえてもう雨を楽しめるぐらいなツアーにしようってことで
  RAIN MANツアーってのが一番最初に決まったんですよ
D ほうほうほう。そこ入り口で、こう作品のイメージが拡がっていくという。
A その通りですね。はぁい。


D へーーーそうなんですか
A そうなんです
D ということは、今回は一つのコンセプトというか、雨っていうコンセプトに基づいた全10曲、ということになるわけですか
A そうですねぇ、うーん。


D これ、今回RAIN STORYというね、そのものずばりタイトルがついてはいますけれども
  かと言ってすべての曲に対して、雨を連想させるっていうのって、なかなかこれは、
  例えば雨音を入れたりっていう仕掛けは、割と分かりやすくあると思うんですけど
  特にインストゥルメンタルで表現、歌詞があればね、雨ワードとか、そういうのを散りばめるって方法がありますけれども
  インストゥルメンタルで表現するってことのむずかしさってあった気がするんですけど、どうなんですか?

A あーー、そうですね、全てが全て雨の音で結びつけるのはやはり限界は確かにあると思うんですけど  
  今作は特に、ブックレットが絵本仕立てになっておりまして、その絵本の内容が
  雨粒が地上に降りてきて、ま、8個の人間の色んな、もう、人の、なんていうんですかね、
  生きる中で出会う哀しみ苦しみを、色々一緒に体験しながら、前向きな言葉を残して
  雨たちがあがっていくという、ま、お話なんですけど、その軸となる物語がありましたので
  その中で使われているキーワードを音に転換したりとかしてるんで
  比較的、そのー、物語あってのサントラ的な作品にはなっているんで、作りやすくはありましたね。


D 作り方としては、物語を最初に、ま、頭の中なのか、何らかの形にするのか分からないですけど
  っていうのがあって、それを、ま、今仰った、音に、変えていくという方法なんですか?
  AKIHIDEさんの作り方って
A そうですね。最初は、ま、同時進行ではあったんですけど、雨で、じゃあどうやって作って行こうかなって
  今お話ししたその軸の絵本のお話しができあがったことで、よりイメージが膨らみやすくはなって
  そこからどんどん、じゃ、足りないからこの音を入れたらもっと雨っぽくなるかなーとか
  このストーリーにはこういう音だったりこういうアレンジがいいかなーっていう風には進んではいきましたね


 ♪ RAIN MAN


D そのレコーディングは ○○(聞き取れない)作られて、ギターはもちろんAKIHIDEさんがやられて
  他の楽器はミュージシャンの方がいらっしゃって、基本生音で、これはどういう形で?セッションですか?

A 基本的には僕の方である程度構成というか曲は作って、それを聴いていただいて、
  あとはもうレコーディングする現場で浮かんだアイデアとかは、まあ活かしていきながら
  僕が設計図を作って、そっからもう、素敵なミュージシャンの方とほんと沢山できたんで
  その方達がどんどん話、えー、音を膨らませて下さったんで、

D じゃあアレンジとかに関していうと、色々やって行くうちに変化して
A そうですねぇ。あのー特に、BLUE BIRD BALLADという曲がバラードであるんですけど
  それはずっと静かな曲だったんですけど、いざレコーディングが始まったら
  ピアニストの小野塚さんがですね、どんどん畳みかけてきてくれまして
  それによって、その後にギターのレックをするんですけど
  そのピアノがですね、○○なんですけど煽られるんですよね。お前もっと来いよ!みたいな。
  僕はそう感じて、最終的にできあがったその曲はすーごいドラマチックな展開になったりとか
  だから各ミュージシャンの方のおかげで、変貌を遂げた曲もたくさんありましたね。

D そうですか。じゃあ化学反応ですよね
A うん。そうですね。


D 過去2作リリースされていて、3作目ということで、テーマは雨ってのは
  先程の理由で生まれたということであるんですけれども
  いわゆるそのテイストというか、音の、ま、同じギターを使うにしても
  いろんな方法があって、ファーストはボーカル、入りの、ロックチューン
  セカンドがアコースティックギターが比較的、っていうか基本メインでフューチャーされている
  で、今作はエレキギターにピアノという、ほんとに幅の広い、それぞれを見ると
  作品ということになるわけですけれども、その辺の方向性っていうのは
  最初に青写真あったんですか?こう自分でそれやっていく中で。
  じゃあ段階を経てこういう感じでやっていこうって思われたのか
  やっていくうちに、次これやりたいって思いが浮かんでくるのか、どうなんですか?

A 前2作のAmberと、歌を唄ったAmberと、アコースティックギターメインのLapisLazuliっていうのは
  もう同時進行で浮かんでいたんですね。
  もうその、もう歌のロックのものを作ろう!アコースティックだけのものを作ろう!って。
  そこまでしか考えていなかったんですけど、その2作をリリースしていく中で
  特にLapis Lazuliっていうのは、あの、歌がなかったアルバムなんで
  今まで歌物のロックバンドやってきた人間と、そのファンの方がどういう反応をして頂けるか
  正直不安があったんですけど、すごく温かく迎え入れて下さったんで
  そこで、ちょっと、もっと○○(聞き取れない)皆さんに対してお返しじゃないですけど
  誠意を尽くして作れるもの何かな?っていって浮かんだのが今作のRAIN STORYなんで
  RAIN STORYはその2作があったから、より発想として浮かんできたものですね

D なるほどねぇ。ギターインストのアルバムを出すっていうのは、ちょっと勇気がいることというか
A そうですねぇ

D さっき反応があったとおっしゃいましたけど、最初、ま、2作同時に作ってたからこそ
  出き得たものって感じなんですかね?
A あ、その2作目を?
D その2作目
A そうですね。あのー、並行で、ま、作業したりとか、ま、発売時期は違いましたけど
  頭の中では2つ並んでたので、そう、確かに仰るように、作りやすくはあったと思いますねぇ。
  今作はでもほとんど9曲がインストゥルメンタルで、1曲が歌っていう、
  ほんと特殊な形態のアルバムなんで、今作は逆に一番挑戦してるのかもしれないですけれども(鼻すするw)


D ま、やっぱり、ギタリストとしては、ギターインストアルバムを作ってみたいなというのは前から思われてたんですか?
A いや!僕、ところが全然思ってなかったんです。
D あ、そうなんだ


A 僕は基本的に、インストゥルメンタルのアルバムは、あんま聴いたことは正直なかったんですね。
  特にキッズ時代というか、プロになりないなーと思っていた10代とか20代の頃は思ってなくて
  ほんと近年になって、作るのもアリかなーっていう風になったんですよねぇ。
  だから自分としても意外でしたね。あはは笑

D まさか自分がギタースンストアルバムを作ってるなんて、って?
A ほんとですね。
  ま、それもやっぱり、BREAKERZっていう、ま、あのー家があるんで、だからこそ生まれた発想なのかもしれないですね
D あ、そっかそっか。
A はい。


D ま、同時進行と言えば同時進行ですもんね
A そうですね。ま、BREAKERZも活動して、そしてソロ活動もみんな頑張って行く中での一つの発想ではあったんで


D やっぱ、制作過程とか全然違うもんですか?BREAKERZで作るのと、AKIHIDEさんのソロのアルバム作るのとでは
A 全然違いますねぇ。やっぱりまあ、3人いると色んなアイデアが飛び交ったり、
  そっから生まれる化学反応が非常にありますけど、やはり1人になると僕の中で作りあげなきゃいけないんすけど
  あんまり自分の範疇(はんちゅう)のものって好きじゃないんで。
  でもいかにそれを超えられるかっていうか、その戦いというか、せめぎ合いはま、独特ーでしたね。

D ほうほう。そっか。だから、メンバーがいれば、メンバーのアイデアも取り入れながら
  自分の発送も広げていくことができるけれども、一人だから、
  そこの壁をどう超えるかっていうのは、課題にもなっていると
A そうですね。課題でしたし、だからこそ他の新しい方、ミュージシャンの方とやることもすごく刺激になりましたし
  だから逆に全然違うジャンル今やってるんで、バンドとは。
  だからそれが逆にすごく刺激にはなっているのかもしれません。(鼻すすってるw)うんー。

D 単純に作業量としてはめちゃくちゃ増えてるわけですよね?
A そうですね、あのー、音楽もそうですし、アートワークとかも好きでやってるんで
  製作期間中は、今までのほんと、もう、ほぼフル稼働というか、何倍なのか分かんないですけど
  相当やってる感じはしますねぇ。笑

D じゃあやっぱりこう、生活スタイルというか、変わります?そのバンドで活動してる時と
A あ!変わりますね
D あ、そうですか
A バンドの時はやっぱりそれぞれのスケジュールの問題だったりとかがあるんで、バラバラなんですけど
  僕ーソロになると、僕のペースで行くとやっぱり、なるべく早めから始めて、で、早めに終わるみたいな
  で、もう飲んで寝る、みたいな。で、リセットして次の日早く起きて、作業して、みたいな。

D どっちかっていうと健康的な
A 健康的なスタイルに変わりましたね。笑
D 笑 そっか、まあ3人いると、それぞれのペースがあるからその間を取ってっていう
A もちろん、はい。そうはなると思いますね

D じゃ、そもそも、あんまりこう、夜を徹して夜な夜なやるというのはAKIHIDEさんスタイルではないと?
A 近年はないですね。昔は平気だったんですけど、最近はちょっと笑
  すぐにお酒も飲みたくなるのか、笑
D 笑 なるほどね
A なんかちょっと、大人になったのか、そうなんですねー

D 夜はお酒を飲むと
A 呑んでリセットした方が意外に次の日がはかどるなーみたいな。
  最近は、はい、僕なりに、感じて。
D やっぱりキャリアを重ねてくると、そういう手法みたいなのも、色々身体が、学習してというか
A 笑 学習してなのか、もう、せざるを得ないのか、わからないですけど 笑
D 体力的に
A 体力的にね 笑



 ♪AMAOTO QUARTET



D やっぱりBREAKERZの活動って直近で言うと大きいと思うんですけど
  これまでいろんな活動されてきての、今回のソロって言うのは
  やっぱり色んな物が生かされているというか、引き出しの中開けてみると
  あ、そういえばこれは、この手法はあの時の経験からきてるな、っていうの
  どうですか?そういうのってあるもんですか?実際ソロやると。


A それはやっぱり、おっきいですよねぇ!
  あのーまあ、Acid Black Cherryさんのサポートをやらせて頂いた時の経験とか特に
  あのーそもそもyasuさんのですね、そのなんていうんですかね
  あのメンバーに対する信頼感っていうのをすごく頂いてて、そこでのなんていうんですか、
  コミュニケーションの仕方というのとかは、すごく僕自身がありがたかったですし
  助けられたというか、そのおかげで、じゃあ自分もステージでがんばろうと思えたりとか
  自分がしたんですけど、そういうなんか、音じゃなくて、普段の接し方だったり、
  ま、ツアー中の何気ない時間をいかに大切にしてメンバーと接することで
  ステージによりそれが反映されるっていうのを、すごくyasuさんから学んでー
  それは自分なりに、自分のソロでも、多少なりともなんか、自分がそういうのを頂いたからには
  一緒にそういう、似たような感じでサポートのメンバーにも楽しくできたらいいなーと思って
  活きてきたりとか、多少なりとも、はい。自分なりには。


D なるほど。人と人とのコミュニケーションの方法だったりとかっていうところもかなり
A  かなりそこは学ばせて頂いたんでー、やっぱりそれってステージに出るんじゃないかなって
  確かに。思いましたねぇ。うーん。


D そういう雰囲気つくりが、音にももちろん。反映されるとは思いますし
  とにかくその、僕今回のRAIN STORY聴かせて頂いて、

  いわゆるソロの作品、要は一人じゃないですか。言ってみれば。
  なのに、これだけレンジが拡がってるって凄いなって思ったんですよ。
  ま、複数人いれば、それはまあそれぞれのアイデアが拡がるのはもちろんだとは思うんですけど、
  それぞれの聴いていった音とか、志向が違えば、色んな要素入るんで。
  一人の人間から生まれる物が、チラッとさっきも言いましたけど、ジャズ、
  ジャズフュージョンテイストだったりとか、あとは非常にブルース色も強かったりとか、
  当然ボーカル曲とインスト曲とではだいぶ、もちろん大きく違うし
  だから今作のこの幅の広さ、っていうところには、正直驚いた。
  ギターインストでここまで幅広くできるものなんだなーという。
A ああー、ありがとうございます。はい。

D それはまあ、当然バックミュージシャンの音のバリエーションっていうのももちろんあると思いますけど
  たぶん、AKIHIDEさんから出てる、○○(だし?←ちゃんと聞き取れない)だとは思うんですけど。
A ああ、なるほど。


D 実際、こう、今回のアルバムはボーカル曲とインスト曲って感じで入ってますけども
  どうですか?自分の中でここはやっぱり決定的に違うなって思えることってどういうことですか?
A そうーですね、基本的には、あんまりそのー、歌も楽器みたいな感覚ではやっているので
  歌とそのギターとで、どっちが、曲が伝わりやすいかなって基準では決めているので
  歌うことよりメロディのが伝わるなと思ったらギターを弾いていたっていうところでは
  あんまり変わらないんですけれども、ただ、たぶん、聴き手の方がすごい違うんじゃないかなーっていう点で
  あのーやはり、言葉がないことで、逆にイメージが広がるというか、
  言葉ってやっぱりすごく強いじゃないですか。
D そうですね。割りとこう、限定的な、伝え方ですよね


A そうなんですね。そこでやっぱり、そのーインストゥルメンタルっていうのは、
  拡がるからこそ、逆にそのー、ブックレットでちょっとの言葉を、載せることで
  そこからすごく、歌詞とか歌ではない広がり方をするなーっていうのは、非常に思ったんで
  逆に、インストルメンタルを作る時には、想像力が膨らむような音をなるべく入れてるかもしれないですねぇ。
D そっか。作り方の姿勢としてはそういう、部分から考えを持って作っていってるという。
A 違いはそこかもしれないですね。


D 確かにそうですね、シチュエーションが思い描けるというか、インストを聴いてると、
  これはこういう場面で、奏でられてるのかなーとか。それはありますね、確かに。
  当然ね、AKIHIDEさんの、ルーツって言うのも、大きく作用してるのかなって思うんですよ。
  このバリエーションってのは。

D そもそも、やっぱりなにかギターヒーローっていうか、
  自分の中で何かギタリストで好きな人ががいてっていう入りなんですか?
  ギターへの入りは
A 僕はですね、ギターは、どういう方が好きでギターを始めようってのはなくて、
  小さい頃に、そのー、いわゆる中学生のころに、帰宅部というか、何もこう、やる、打ち込むものがなかったところに
  親戚のおじさんがギター下さって、それで弾いてみたらなんか面白いぞっと思ってハマっていって
  そこから音楽聴いていった感じなんですけれど。
  でも、やっぱりバンドが好きだったんで、あのギタリストが、もうなりたいっていうよりは、
  バンドでなんかいい曲書いていいライブをしたいっていうのは割とずっと強かったんですね。
  で、ほんと近年になってインストゥルメンタルを作りたいなぁとか思ってから
  あのギタリストいいなぁって。もちろん前からありましたけど、ギタリストとして、
  ソリストとして、やってる、あのギタリストは好きだなーとかは増えていった感じなんでー
  割りとそうなんですよ。バンドありきでずっとやってきてはいたんで

D バンドだとどのへんを?最初影響受けたものをあげるとすれば
A 僕は、まあ色々あったんですけど、U2が特に大好きで。
  あと、バンドでないところで言うと、坂本龍一さんとか、久石譲さんとか、そういう映画音楽だったり
  映画音楽もそのなんていうんですかね、より物語を広げる、じゃないですか。
  だからインストゥルメンタルを作るにあたって思ったのはやっぱり、そういうサントラで聴いてきた
  久石譲さんだったり、坂本龍一さんの曲っていうのの、影響はすごくデカいかなーとは、最近、気づきましたね。



 ♪YELLOW BOOTS



D そのー、AKIHIDEさんって、アート。に関してもかなり長けてらっしゃって
A いえいえ(鼻すするw)
D その、絵本を、2冊目、2作目ということになる絵本、Life BOOKというのが、リリースになったばかりですけど
  ちょっとなんかインストアルバムと、このアートっていうのは、すごく近いのかなって気はしたんですけど
  どうですか?それは


A あーーーーー、でも、確かにでも、ま、アートっていうものが自分の中でじゃあ何かっていったら
  そのーある意味見た人の自由に解釈できるものである、というか、その呼び水であるというか、
  そういう意味のくくりはアートと言うんであれば、確かに絵本も、
  そのーインストゥルメンタルというジャンルも、
  確かにその、読んで下さる見て下さる方のイメージをより広げやすいものを作りたいという意味では
  確かに近いものが、あるかもしれないですねぇ


D このLife BOOKっていうのは、これどういう作品になっているんですか?ちなみに。
A これはあのー、僕がずっとブログでですね、Lifeという名前のブログをやっているんですけれど
  その中でいくつかこの言葉を抜粋しまして、それに僕が描いたイラストを添えて、作った、絵本っていう形になりますね。
  ま、絵本っていうか、詩集というか、はい。ちょっと不思議な形の本にはなっています。はい。

D 更にですね、WEBサイト上で、MOON SIDE THEATERという、

  これがまたですねぇ、素敵なんですよねぇー
A いやいやー
D これはAKIHIDEさんつくられているんですか?デザインも?


A これはもうー、あのー独学で、あのFlashといういわゆるネットのコンテンツを作るソフトを覚えて
  それでなんかこうー、ネット上でお客さんファンのの方だったり、見て下さる方がなんか楽しめるものを作りたいなぁと思って
  色んな仕掛けを施して、物語もあったり、ある一定の時間にしか入れない場所を作ったりとか
  色々なんか作るのが楽しくなって、はい、今、やってますね。
D すごいんですよね、アニメーションのストーリーというか、世界がね。広がって。
A ありがとうございます

D あれ夢中になっちゃいますねぇ。なんか次々行って。
A あ、ほんとですか? (テンション↑w)
  あれ色んなね、隠しがあるんですよ!

D あ、ほんとですか?
A 是非!皆さんにね!

D 僕まだちょっとしか、一部しか拝見できてないんですけど
A 是非!夜中の2時にしか行けない場所とか
D え!?ほんとですか?ハマり始めると一晩中行きそうな感じ
A 結構色々作ってますね
D ありますねぇ。そうなんですよね。そのAKIHIDEさんの、オフィシャルWEBサイトに行くと
  そういうコンテンツも実はあったりとかしてですね。
  絵がね、可愛いんですねぇ
A あ、ありがとうございます。


D 素敵です、もうー。

  絵っていつごろから描き始めたんですか?
A いやっ、僕、絵は全然描けなくて。あの、ペンだとホントに描けないんですけれど
  いわゆる、そのパソコン上でイラストレーターっていうソフトを使ってるんですけど
D あーーー、それでつくっていくんですね


A マウスだったらなんとなく作れるんですけど
D まあ、とはいえ、やっぱり、何も、気持ちが、絵心がなければ、なかなかあそこまではできないですよねぇ
A でも、あれをやることで、なんか絵とか物の見方はちょっと変わってきたかもしれないですね。
  だからほんにもう、1個1個学びながらやっていったものなので、

D それは最近なんですか?
A あれはですね、もう10年ぐらい前になりますかね、くらいから少しずつ始めて、
  だから年代によって全然技術の差があるんですけど、自分的には。
  なんかそういう感じで少しずつ作っていった感じですね

D じゃあ、ミュージシャン活動っていうのはもちろん先にやっていて
A うん。やっていました。
D で、そのあとに、こういったアートな活動も、平行してやられて
A そうですねぇ

D いや、僕、正直、ちょっと存じ上げなかったんで、ちょっとビックリしました
A あ、ほんとですか。いえいえいえ
D いやぁ、多才な人だなぁと
A いやいや(照)もう、あのただ好きでやってるだけなんで、楽しんでいただければ何よりで

D これあの、アルバムのアートワークも含め、色んな細かい仕掛けがね、デザインって部分でね
  セカンドサード共に、ありますので、そういったビジュアル面でもとても楽しめる、作品群だなと
A はぁい、そうですね
D 感じがね、しておりますのでね。
  なんかその色々とね、チャレンジしてこられてる、ソロの作品と言う事で、
  先々もね、今度は、まだまだどうですか?やりたいことっていうか、もっともっとこう、
  ま、まだアルバムリリースになったばかりだからアレなんですけど、
  生まれている、きてるもんですか?

A それが、ま、作ったばかりなんですけどね、もう色々、アイデアはもう、浮かんでくるんですよね。不思議なもので。
D おーーーホントですか
A あんなことやりたいな、こんなことやりたいな、まだ纏まってはいないんですけど。
  なんかまた新しいことだったり、逆に今までの流れを受け継いで、

更に進化できるものを、だったりとかは、すごく今、浮かんできていますね。

D あと気になる所で言いますと、当然AKIHIDEさんとしての活動、

  後はBREAKERZもどうなるのかなっていうのは
  やっぱりみなさん気にしてらっしゃると思いますけど。どうですか?
A そうですね、あのー、ま、BREAKERZ各々のですね、ま、ソロ活動頑張って、

  やっぱりそれもBREAKERZに戻った時の、更なる成長をみせれるからだと思って

  みんな頑張ってやっていますので
  ま、上手く、まあ、今年7月にはですね、

  それぞれのソロが一同に介するイベントもあったりするので 笑
  非常にBREAKERZらしい面白いことも、これからたぶんやっていくと思うので、
  上手くまあ、ソロだったり、BREAKERZっていうのも含めて、
  皆さんに楽しんでいただけるような活動を、これからもしていければいいかなーと思ってます

D はあい、わかりました。ちょっとまた、次ね、いらしていただくのがどういう形かは、こうご期待という形にね
A 笑
D なると思いますけれども、またすばらしい作品を届けていただければと、
A はい!
D そういう風に思っております。
A ありがとうございます!


D ということで、今日はAKIHIDEさんにお話を伺いました。どうもありがとうございました。
A ありがとうございました!



 ♪BLUES & REE


 ♪HUMAN MAZE


55分に渡ってお送りしてきました「Bright★A~AKIHIDE~」
今夜お送りした曲はAKIHIDEの最新アルバム「RAIN STORY」から

「DVILE'S TRUMPET」「LIGHTNING QUARTZ」「RAIN MAN」

「AMAOTO QUARTET」「YELLOW BOOTS」「BLUES & REE」「HUMAN MAZE」でした。


先日、仙台Rensaで行われましたライブでは、本人が話していたように
バンド全体がスリリングな展開で進み、AKIHIDEさんのギターはもちろんのこと
ボーカル力にも圧倒されるライブでした。


そして、楽曲はもちろん、本人が手掛けるアートデザインにも是非注目してみてください。