私達が普段感じている気持ちや感覚。それは本当に現実から得たものなのか。


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コミュニケーションでは、「嫌われるかもしれない」と思うことがよくありますよね。
ですが、「嫌われるかもしれない」と思うだけで大きな損失が生まれているのではないか…と考えるようになりました。
というのも、「脳は現実と想像を区別できない」からです。
そんなばかな!と思うかもしれませんが、実際に例を挙げながら、どうい
うことか説明していきたいと思います。

脳は現実と想像を区別できない その1:梅干しの例

例えば、梅干しを思い浮かべてみてください。
そして、その梅干しを丸ごと口に含むところを想像してみてください。
きっと、ツバが出たと思います。
現実には、梅干しなんて存在していないのに。
簡単に言いますと、これが脳が現実と想像を区別できない仕組みです。
この仕組みを仮に「梅干し理論」と呼びます。
脳は現実と想像を区別できない その2:嫌われると思った時点で、実際に嫌われたのと同じ感覚になる
これは人間関係でも同じことが言えます。
何か人にしようとしたときに「嫌われるかもしれない」と思ったこと、誰もがあると思います。
「梅干し理論」によりますと、こう思った時点で実際に嫌われたのと同じ感覚を覚えるのです。
存在してもいない相手のツバが飛んじゃってるわけですね。

脳は現実と想像を区別できない その3:人は現実そのものではなく、イ
メージの世界を生きている!

こう考えてみると、次のことがお分かりいただけたと思います。
「人は現実そのものではなく、イメージの世界を生きている」
いきなり言われると、「そんなことはない! 私は現実を生きている!」と思いがちです。
ですが、あなたは存在しない梅干しにツバを出し、存在しない相手の行動に嫌な感覚を持ちました。
まさしく、現実に存在しないイメージに操られているのです。

脳は現実と想像を区別できない その4:良いイメージを持ち、悪いイメージから離れることが大事!

このイメージは、日々接する人やものから生まれてきます。
接することで生まれる「いいな」もしくは「いやだな」という感覚は、実際のものごとの状態以上にあなたの人生を左右します。
ですから、接していてよい思いになる人・ものに近づき、良いイメージを描くようにすることが大事なのです。