こんにちは!

成田万寿美です。

 

先日、「みやざきNPO・協働支援センター」様主催の

「ヒムカレッジ」で講演をさせていただきました。

様々なご職業の皆様がご参加くだいました。

 

 

講演テーマは

「ノンバーバル(非言語)コミュニケーションを磨く」

 

コミュニケーションは、

言葉だけで交わされているのではありません。

非言語コミュニケーションと言われる

視覚(見た目・立ち居振る舞い)

聴覚(声・話し方)

が、実はとても大切です。

 

そのための具体的な実践方法をご紹介しました。

この写真は、「緊張しない立ち方」です(笑)

 

私は会社員になりたての頃、とても緊張しやすく、

人前で話すことが苦手でした。

 

でも、仕事柄コンプレックスを克服したくて、

当時優秀なアナウンサーをたくさん輩出されていた

ボイストレーニングの教室に通いました。

勿論、アナウンサーになろうなんて考えてもいなかったのです。

 

ある日、恩師からこう言われました。

「成田さん、良いアナウンサーとは話し上手ではなく、

人の痛みに寄り添って”話を聴ける人”だと僕は思います」と。

 

その言葉が心に刺さり、私の人生が大きく変わり始めました。

そうだ!最高の聴き手になろう!

 

お世話になったリクルートを退職させて頂き、

TVキャスターを目指すことを決意した瞬間でした。

 

私は話し上手ではありませんでしたが、

アナウンサーを目指しながら、徹底的に”聴く”ことを研究するうちに、

「インタビューは成田さんで!」

「司会アシスタントは成田さんにお願いしたい!」という

オファーをいただくようになりました。

そして、30歳で、

とうとう報道番組のメインキャスターになり、

四半世紀もテレビの生放送でお仕事をさせて頂きました。

 

現在は、その時代に研究した聞き方や話し方を、

人前で話す機会の多い方や、人と接するお仕事の方に

お伝えしています。

 

コンプレックスと思っていることが実は強みだった!

ということはよくあります。

 

もし、あなたが”口下手”だとお感じなら、

人の痛みに寄り添える強みをお持ちかもしれません。

 

人は基本、話したがり屋さんが多いので、

聴き上手のあなたはきっと信頼され大切にされますよ。

 

より良い人間関係を築くためには、

流暢に話すことより、

上手に聴ける「非言語コミュニケーション」の方が

実はとても重要なのです。

 

 

*新聞社の専門家サイトにも同記事を掲載

https://mbp-japan.com/tokyo/on-air/column/5017981/

 

 

「生(いのち)を見つめて〜キセキの対談〜」連載中!

http://mnarita.main.jp/onair/