こんにちは!
成田万寿美です。
会いたい人に会いに行く!
やりたいことはすぐ行動する!
今年の私のテーマです。
昨日、心の声に従い、ある女性に会いに行きました。
私に日本語の「教授法」を教えてくださった大好きな先生です。
昨年、癌が再発し、ドクターからは、
「もう骨髄移植しかありません。夏以降の予定は諦めて下さい」
と言われ、一旦は黙って休学しました。
その時の絶望感は、いま思い出しても心臓がドキドキします。
まるで未来が奪われたような最悪の気分です。
でも、このままでは心まで病に負けてしまう!と思い直し、
「やりたいことを諦めない!」
「ギリギリまで普段通り過ごす!」
と決心し、復学しました。
その時はじめて、先生にも休学した事情をお話ししました。
不思議なことに、
そんな決断をした日から、私はどんどん元気になり、
点在していた再発がんが全て消えてしまったのです!!
そして今年1月、2年間かけて学んだ、
日本語教師としての文化庁指針420時間を修了しました。
あれから半年・・・
ただ会いたくて会いに行った私を、先生はハグして下さいました。
「元気でよかったー」と。
先生は、相変わらずの優しい声と素敵な日本語です。
韓国生まれで年下の先生に、
日本語の心と教え方をたくさん教わりました。
尊敬と感謝しかありません。
先生の講義は、3時間でも生徒を飽きさせません。
その素晴らしい話し方・教え方については、
また別の機会にご紹介させて頂きます。
日本人だから、歳を重ねたから、
美しい日本語が話せるとは限りません。
先生がどれだけ日本を愛し、
どんな思いで日本語を勉強してこられたかを想像すると、
頭が下がります。
私は、今、外国人ビジネスパーソン向けに
日本人の優しさと美しい言葉使いを伝える仕事を始めています。
復学した時の心情、「希望という名のエネルギー」については、
下記連載記事の中に詳しく書いてます。
「心だけは病気に支配させない」
http://mnarita.main.jp/onair/archives/98
<新聞社サイトの日本語関連投稿記事>
「美しい日本語を話して欲しくて」
https://mbp-japan.com/tokyo/on-air/column/5013716/
「日本語学習に大切なこと」
https://mbp-japan.com/tokyo/on-air/column/5015709/
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