こんにちは!

フリーキャスター/スピーチコーチ

成田万寿美です。

 

右耳に音が戻ってきました!

 

 

昔ほどではないけれど、私には久々のクリアな音に感じます。
話すこと、相手の声を聞くことを仕事にしている私にとって、
「耳=音」は命の次に大切なのです。
失くしてみて、改めて実感したことでした。

 

2015年、副鼻腔にできた悪性リンパ腫を治療するため、限界まで大量の放射線を40日間毎日照射しました!
その影響で両耳の鼓膜に穴が開き、鼓膜再生手術を希望しても、リスクを考えたドクターから反対され、
それでは!と補聴器に希望を託すも炎症を起こし、
「成田万寿美さんんの耳は補聴器は使えないかもしれません」
とドクターストップ!

 

それでも、「耳が遠い私では良い仕事は続けられない」
などとは一切思うこともなく(笑)
「私の耳は、こんな耳なんだ!耳さん命を守ってくれてサンキュー」
と現実を受け入れ、

これまで以上に相手の声に集中して仕事を続けてきました。

 

すると、ある時、不思議な感覚に気が付きました。
相手の声にならないノンバーバル(非言語)の想いがクリアに感じられるのです。

「あれ、今不安なのかな?」「おや、言葉に嘘があるなぁ」
「あらあら、無理してるんちゃう?」
心の奥の本音のようなものを感じてしまうようになりました。

 

そんな感覚を楽しんでいると、
ここ最近、少し音が聞こえ始めたのです。

ドクターからは、「鼓膜の穴は塞がりませんよ」

と明言されていたのに!?

医学素人の私ですが、
「鼓膜は聞こえていなくても、脳が聴いているのではないか」
と思っています。

 

昨日、私が担当しているコーチングのクラスで、
イヤフォンを通して聞こえてくる自分の声がいつになくクリアで、
参加者さんの息遣いや、間、声の変化が怖いほど聞き取れたのです!

 

耳が聞こえづらい分、毎回クラスの準備は「これでもか!」というくらい行っているのですが、やはり「自分の声と相手の声」がクリアだと思考もクリアになり、気持ちがどんどんUPします♡
自分の声を一番よく聴いているのは自分自身ですからね^^

 

クラスの中でコーチ役をした後、
「ずっと探していたコーチのモデルを見つけました」
「声で相手をいざなえる ことを見せて頂きました」
「頭で考えた質問より対話が大切と気づきました!」
「成田さんの存在そのものがクライアントを承認している」
などなど、過分な承認に心が震え、泣いてしまいました。

 

例えば、「もやもやがなかなか晴れない」とおっしゃる方に、
「もやもやは成長のきっかけ!その感情とも仲良くして下さいね。」
とフィードバックするだけで、その方の声が一気に明るくなりました。

 

一見ネガティブな出来事も、取りようなのですよね。
「自分を受け入れて向き合う」ことで、
体と心が一つになるような気がします。

 

音が戻り初めて気づいたことですが、
何より、気力が戻ります。感情が豊かに動き出します。

そうだ、今こそ、
「笑声®レッスン」再開の時だと思いました。

あなたの声が聴きたくて!


良かったら、こんな成田と3ヶ月間ご一緒しませんか!

笑声®レッスン23期募集中です。
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