アメ限記事で書きましたが、
ぽんちゃん4歳の誕生日にぽんちゃんの曾祖母、私の祖母が亡くなりました。
産まれてから今まで、初孫だった私を一番かわいがってくれたのは祖母。
その初孫の私が産んだ子ども、祖母にとっては唯一の曾孫であるぽんちゃんのことも溺愛してました。
親とうまくいかないときも、母がおかしくなったときも、ぽんちゃんの病気が分かってからも、ずっとずっと味方だった。
ちょっとずつボケが始まっているところもあったけど、私のことやぽんちゃんのことはよく覚えていて最期まで優しいおばあちゃんのままでした。
順番通りに逝き、病気でなく老衰で眠ったまま穏やかに亡くなった。
顔は本当に昼寝している時のまま。
理想の最期で羨ましいとさえ思うのに、
寂しさは変わらないですね。
ぽんちゃんの前でもたくさん泣いてしまって母として反省。
亡くなったのが祖母なので、難しい葬儀の手続き等は両親や叔父叔母がやってました。
だから純粋に悲しみに浸れたんだと思う。
遺影は私の結婚式で主人・おばあちゃん・私の3ショット、おばあちゃんのところを切り取ったものが用意されてました。
私の結婚式、嬉しそうだったなと思い出すとまた泣ける。
「ねいんごちゃんが産まれたとき、この子が結婚するまで生きていたいなと思ったんよ。」って言ってたな。
ぽんちゃんがどこまで分かってるか分からないけど、お通夜やお葬式は終始静かにできました。
4歳なりたてなのに、すごい。
事件(?)はお通夜の最中。
親族のみの通夜なので、私や弟は一番前の列に座っていました。
それまで弟の膝の上(なぜかママではないw)で、ちょっとお経が怖いのか真顔でジーっと座っていたぽんちゃん。
30分近く経った頃でしょうか。
急にニコッと笑顔になり、何もないはずの前方斜め前に向かって嬉しそうに手を振りました
前方には祖母の棺や遺影、お花が置いてあります。
でも、ぽんちゃんが手を振った方向には何もない。
お経は続いてる。
当然私や弟は「え!?!?」ってなるし、
後ろの列に座っていた親族からもぽんちゃんが見えるので一瞬皆動揺
でもお通夜の最中なので確認できず。
その不思議なことは1回きりで、その後は起こらず。
終わったあと、
「何でさっき手振ってたの~?」と聞いてみると
「うーんと、ナイショだよ」
教えてくれない
なので真相は分からず。
ただ、通夜の最中にぽんちゃんが突然何もない方向に向かって笑顔で手を振ったという事実があるのみ。
みんな、ぽんちゃんにだけおばあちゃんが見えたんじゃない?って思ってるけどどうなんだろね。
次の日の葬儀の時、ぽんちゃんが手を振った方向を凝視してましたが私には何も見えず。
お葬式では妹が親族代表で弔辞、おばあちゃんへの手紙を読みました。
前日、その手紙を準備をしている様子を見ていたぽんちゃん。
「ぽんちゃんもおてがみかきたいな!!」
と言い出す。
ぽんちゃんもお手紙?笑
ただ真似したいだけだよね
別にいいけれど、
「何て書くの?おばあちゃんに"ぽんちゃんはプリキュアになりたいです"って書いてもおばあちゃん分かんないと思うよ~」と言ったら。
「ぽんちゃんはママがかなしんでるから、ママにおてがみかくんだよぉ」
え…
また涙ぐむ私(苦笑)
何て優しい子に育ったんだろう、
誰に似たんだろう、私じゃない、パパでもないし、と本気で思いました。
きっといろんな人に愛されて優しくされて、その分優しくなれたんだね、ぽんちゃん。
カレンダーの裏だったけど、クレヨンで綺麗な虹を描いてくれました
ありがと。
おばあちゃんは刺繍が趣味でした。
結婚式のとウェルカムボードも作ってもらったな。
自宅にもたくさんあるけど、落ち着いたらまた実家からもらってこようと思ってます。