月曜日、3ヶ月ぶりのMRIでした。
ここで懺悔
ここ数回、泣かずにそっと手の甲を差し出し採血とルート確保を医師に任せていたぽんちゃん。
今回、先生がくると暴れはしないが
ふぇ~ん…と泣き出し、か細い声で大粒の涙を流しながら手を差し出す。
1回でルート確保できたのに、しばらく泣き止まない。
最近私生活でもあまり泣かないので、ぽんちゃんの姿にただ純粋に疑問がわいて落ち着いた頃私が言った言葉。
「ぽんちゃん何で泣いたの?」
これにね、珍しくパパがイラッとしたみたいでね(パパもいた)
「そういうときもあるでしょ、
4歳だよ?何なの?」
「いや、最近泣いてなかったから」
「は?4歳だよ?普通泣くでしょ」
いや、最近泣いてなかったから…
なんでかな…って…思って…(モゴモゴ)
もちろん頑張ったねって誉めたし暴れなかったことすごく誉めたけれど、彼にしたらそういう発言自体があり得ないらしい。
何かあったのかな?って思っただけ。
終わった後はキラキラシールを看護師さんに頂いて、いつものご機嫌ぽんちゃんに。
「きょうのしぇんしぇー、しっぱいしなかったね!!!」
ご機嫌でそう言うぽんちゃん。
そうだ前回、採血してくれた先生が失敗して3回針差したんだった。
それを思い出して怖くて痛かったの思い出したんだ。
なるほど。
そりゃ、泣きたくもなるよね。
4歳って記憶力いいね。
ママはもう、忘れていたよ
ごめんね、ぽんちゃん。
続いてMRI。
前回同様、検査室の入口ドアの前でバイバイ。
本当は鎮静かけて寝るところまで見届けたかったがぽんちゃんがベッドに横たわるところでドアを閉められてしまった。
こちらは無理して気持ち悪いくらいの笑顔でいたから、つられてぽんちゃんも笑顔だったと思う。
寝てるとすぐ終わると分かってて、起きるとママかパパが抱っこしてくれてるから怖くないそうだ。
採血されてるのを見るのは慣れたけど、このMRIに預けるのは何度やってもなれない。
泣かれても心が痛むけど、泣かれなくても笑顔でも心が痛む。
待ち時間も永遠に感じる。
今回途中で鎮静が切れることもなく、20分ほどで終わった。
お昼を食べて、診察。
身長も体重も平均よりは小さいけれど、全く問題ないらしい
とくに顔がむちむちかわいい
優しい主治医が、優しく言った。
「治療から1年半たちましたが、腫瘍は活動してないように見えますね。採血結果も問題ありません。腫瘍の大きさも変化ないと思います。明日の脳外科とのカンファレンスで詳しく見ますが現状維持ということで、次回も3ヶ月後で良いと思います!」
良かったー
大人の話をジーっと聞いていたぽんちゃん。
「しぇんしぇー、もしもしは?」
診察してほしかったらしい。
検査前に他の先生にしてもらってるからいらないんだけどね…
「はーい、ごめんね、もしもししようねぽんちゃん!!」
主治医は快く聴診器をあててくれた。
軽快にお腹を出し、終わると自らくるっと回って今度は背中を差し出す。笑
慣れてるなぁ。
「はい、大丈夫です☆よくできたね♪」
その後、次回の検査日を大人同士で決めていたらまたジーっと先生を見つめるぽんちゃん。
どうしたのか聞いてみると、
「しぇんしぇー、まだおくちをアーンしてみてないよ!!!」
喉を見ていないと、ご指摘していた。笑
主治医も笑いながら「ごめんごめん~」と再度ぽんちゃんを診察。
ぽんちゃん、めちゃ大きな口開けて満足そう。
朗らかな診察タイムだった。
次回もその次もずっとこうだといいんだけどな。
次回は眼科もMRIも2月です。