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ソマリ専門キャッテリー
アンシャトン

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4月19日の未明の

旦過市場大規模火災から数日経ち

やっと少し落ち着いてきたので

書くことにしました。


まずウチの子のオーナー様や猫カフェのお客様から沢山のメール、メッセージ、等頂きました。

本当にありがとうございます。


あの夜、私は次の日夜勤なので夜2時半過ぎまで起きていて寝ようかと窓を見た時

外が真っ赤で、パチパチと音がして

消防車のサイレンが聞こえてきて

火事だと悟りました。別の部屋で寝ていた主人を起こし

窓を開けると凄い炎で熱気も凄い、何より距離が近い 、大事なものをバッグに入れ

近くに居たアンジーを捕まえ

小さな簡易キャリーに入れましたが

リラは怖がってどこかに逃げて見つからない。

そうするとドアをドンドン叩かれ

開けると警察官が

今すぐ逃げてくださいと言ってきました。

2階に沢山猫がいます。

ケージから出てる子達はパニックで逃げて全然捕まりません。

警察官に猫が沢山居ると伝えたけど

気持ちはわかるけど逃げてください。と言われました。

そして警察官に規制線の外に出るように言われ

アンジーだけ連れて出る事になりました。

でも残してきた猫達の事を考えると

体がブルブル震え立ってることも出来ず

火災を見ることさえ出来ない位 、気が動転していました。

そのまま道路の規制線ギリギリの所で

朝日が登り明るくなっても火災は、収まりません。

翌日の昼前にやっと炎が小さくなったようですが煙が凄く、猫達の身を案じていました。

結局火災がうちの隣の建物で消し止められた状態で本当にギリギリでした。

一睡もしていなかったけど

その夜夜勤に行かねばならず

夫に朝からずっと食べて無い猫達のご飯を頼んで夜勤に行きました。

しかし夜勤中に夫からメールで

うちの建物も規制線内で立ち入り禁止で

警察に止められて入れない。

ご飯をやれないと言うのです。

りっちゃんとリノアが腎不全で

その日薬もあげていない。。

また動揺してしまいました。

何とか短時間でもと警察に頼んで家に入ってご飯あげて欲しいと夫に頼み

何とか10分だけ時間を貰ってご飯をあげて貰えました。


夜勤明けで

規制線の所に警察官がいましたが

帰って着替えたいと言うと

通して貰えたので

猫のトイレ掃除 、ご飯 をあげる事が出来ました。

隣の建物まで燃えて

九死に一生状態でした。

祈る事しかできませんでした。

多頭飼いというリスクを痛感させられました。

今沢山居すぎる……のかもしれません。

大きな子を普通のお家で飼って頂くように

お譲りする事も考えないといけないのか…と

そんな風にも思ってます。




うちの屋上から撮った
多分火元付近です。

猫達は、ストレスで少し食欲の落ちた子
もいましたが
今は、みんな元気で暮らしています。
ご心配ありがとうございました。
沢山のメールにまだ全部お返事出来ていません。
ごめんなさい🙏